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2004.3.30

バス釣り関連誌 5月号

スポーツ&フィッシングニュース
「バス問題を考える 環境省の「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律案(仮称)」について」(萱間修) 新聞記事での「生態系を乱すブラックバスなどに代表される外来種」という表現が、ブラックバスを対象種に指定されるとの誤解を生むといった内容。

ゼゼラ「「生態系を乱すブラックバスなどに代表される外来種」というのは、「『生態系を乱すブラックバス』などに代表される外来種」ではなくて、「生態系を乱す『ブラックバスなどに代表される外来種』」とも読めるところがとも読めるところが微妙なところで。そもそも書き手があまり意識しないで書いてそうだからなぁ。ネタ元がブラックバスを例示したのか、記者が例示としてブラックバスを付け加えたのかにもよってだいぶ違うし」
カワウ「でもまぁ、予備知識なしの読み手が読んだら、特定外来生物に指定されるという印象を持つのは間違いないね」


Basser
月刊ゼゼラ新聞

ルアーマガジン
琵琶湖と八郎潟の紹介ページには「再放流禁止となっているのでマナーを守って釣りを楽しんでください」という微妙な表現。

2004.3.27

ブラックバスなどの生息容認 日本熊森協会の特定外来生物対策法案見解

 動物愛護系思想が強い自然保護団体の日本熊森協会が、国会に提出された特定外来生物対策法案に対する見解をホームページに公表した。新たな移入種については厳しい規制を求める反面、すでに定着した完全排除不可能な移入種については容認する内容。「この法案は人間の浅はかな判断で、いとも簡単に外来動物の命はもちろん在来動物の命をも奪おうとしており、恐ろしくなる」とし、法案を批判している。

 概要は次の通り。

・外来種の輸入を原則すべて禁止。
・すでに野外に出ている外来種については、繁殖不可能か大型で完全排除可能なもの(例:トラ、ワニ)は捕獲・保護。原因者に厳しい責任。繁殖中か小型で完全排除不可能なもの(例:アライグマ、ハクビシン、タイワンリス、タイワンザル、ブラックバス、アメリカザリガニ)は、駆除は無用の殺生でしかなく、帰化生物を認め新生態系のバランス形成を待つ。新たな外来種の侵入は防止。
・絶滅寸前の在来種保護のため、特別保護地域から外来動物を殺さずに外に出すことは認める。

 この他、「学識経験者は、自己の研究関心から発言しているだけ、業者は自己の利益追求から発言しているだけ」、「業者が自己利益のため、根絶不可能な動物の根絶を行政に勧めて回り、最弱者である何の罪もない動物たちを殺しては、殺処分代として多額のお金を得ている現実に憤りを感じる」、「外来動物捕獲のための大量の罠に在来種もどんどんかかるため、在来種を守るとの名目とは裏腹に、実際は在来種を絶滅の危機に陥れる危険性が高い」といった主張も特徴的な点になっている。

「特定外来生物による生態系等に係わる被害の防止に関する法律案」に対する見解(日本熊森協会
http://hb6.seikyou.ne.jp/home/kumamori/houritu-top.htm

ゼゼラ「既に定着した移入種の扱いについて、明確に容認論を唱えているところが特徴です。環境系団体の環境思想の違いというのは本当に興味深いなと改めて思いました。バサーのキャッチアンドリリースのような利用形態は動物愛護的にはダメなのでしょうが、移入種駆除の現状批判という点では、バサーと動物愛護が共通しているということになります」
カワウ「ただ、駆除が実際のところどれだけの効果をあげるのかという点は、環境思想を問わず、共有できる価値観のはずだからなぁ。生態系主義系の人たちは、最初にぶち上げた移入種駆除全面肯定論の誤謬を認められないところがあるのかも。外来魚問題のように対立する相手がいると特に」

釣り人向け外来魚回収ボックスを9基新設、4基廃止

 滋賀県琵琶湖レジャー対策室は26日、釣り人向け外来魚回収ボックスを9基新設、4基廃止したと発表。

 新設されたのは、夕照の道湖岸北端(大津市萱野浦)、浜大津港(大津市浜大津5丁目)、真野船だまり(大津市真野5丁目、2基)、野田沼(彦根市須越町)、宇曽川漁港(彦根市須越町)、曽根沼(彦根市三津屋町)、神上沼(彦根市薩摩町)、帰帆島湖岸緑地(草津市矢橋町)の8カ所、9基。

 廃止されたのは、なぎさ公園(大津市におの浜3丁目)、なぎさ公園(大津市におの浜4丁目)、堅田運動公園(大津市堅田2丁目)、湖岸緑地木浜1南(守山市木浜町)の4カ所、4基。

外来魚回収ボックスの新設について(自然保護課)
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2004/3/26/0326dg0001.pdf

ゼゼラ「真野船だまりだけなぜか2基という...」
カワウ「真野と言えば加藤誠司氏のジャッカル。ジャッカル包囲網ですかね」

2004.3.26

滋賀県水産課長が交代 小川義隆氏から谷口孝男氏へ

琵琶湖の外来魚問題をめぐる数々のシーンに登場してきた小川義隆氏が、4月1日付で水産課長のポストを去り、商工観光労働部管理監・企業誘致担当となる。新・水産課長は、現・秘書課参事の谷口孝男氏。

[人事]県異動(毎日新聞)
http://www.mainichi.co.jp/area/shiga/news/20040326k0000c025005000c.html
http://www.mainichi.co.jp/area/shiga/news/20040326k0000c025002000c.html

ゼゼラ「琵琶湖の外来魚問題で滋賀県庁といえば水産課長か自然保護課長なわけですが、環境省から来た自然保護課長・川上毅氏の常に淡々としたところと、滋賀県民の水産課長・小川義隆氏の人間味溢れたところと、この対称さが絶妙でした」

2004.3.25

宮城県でリリース禁止の委員会指示 全域で3年間

 宮城県内水面漁場管理委員会は22日、2004年5月1日から2007年3月31日までの約3年間、宮城県内全域で、「オオクチバス、コクチバスその他オオクチバス属の魚類及びブルーギル」をリリース禁止とする委員会指示を決めた。生体持ち出しは禁止されていない。

 25日午前中に知事説明(*1)があり、その後記者発表され、来週以降に県公報(*2)に掲載される予定。

(*1)漁業法上は、知事の取消権は事後であるものの、発表にあたり事前に説明を行うもの。
(*2)国の官報に相当。これに掲載されることで、正式に委員会指示がされたことになる。

 宮城県では、外来魚生息水域の拡大、伊豆沼での在来魚漁獲量減少などを背景に、2002年7月に県内水面漁連からリリース禁止と生体持ち出し禁止の委員会指示を求める要望書が提出され、それ以降、漁場管で議論が行われてきた。

 宮城県漁場管には、2名の採捕者(遊漁者)代表委員がいるが、いずれもアユや渓流釣りの関係者で、バス釣り関係者は委員に含まれていない。

 宮城県担当者の説明によると、対象を全域とした理由は、平野部の水域は連接しており、漁業権設定がない水域も20%程度であるため。また、約3年とされた期間については、この間にリリース禁止の効果をモニタリングしていくことを想定したもので、1年目で周知を図り、2〜3年目でモニタリングとまとめを行うことを予定している。また、生体持ち出しは、漁業調整規則の移植禁止規定が適用されない管理された釣り場等への移送を考慮し、禁止されなかった。

 一部で罰則がないとの情報が流れているが、これは委員会指示自体には法的拘束力がなく、漁場管の申請(漁業法67条8項)により知事が命令し(同67条11項)、それにより初めて法的拘束力が生じ、罰則規定があるという意味であり、他県の委員会指示と変わりはない。

 一部で外来魚対策関連の補助金が3億円との情報が流れているが、宮城県の関連事業費は毎年二百数十万円程度で、そのうち半額は実施主体の漁協や市町が負担している。


ゼゼラ「宮城県の場合は、バス釣り関係者も内水面漁場管理委員会を傍聴し、遊漁関係者と行政担当者による『外来魚対策協議会』が行われるなど、まったく知らないところで突然決まっていたというようなケースとはまた違います。ただ、バス釣り関係者が内水面漁場管理委員会の中にはいないことに変わりはなく、その状況でリリース禁止を決めたところで理解を得られるわけもないのも確かです。月曜日の内水面漁場管理委員会も、開催することを形式上公表はしていたものの、それが伝わっておらず、いつのまに開催されて突然決まったという受け止め方になった人もいたようです。結局は、内水面漁場管理委員会が形式上は公開されているものの、実際問題としては、誰がいつどこで何を話し合っているのか、ほとんどの内水面利用者は知らないこと、委員の構成も、実際の内水面利用者を反映していないこと、この2点をどうにかしない限りは、不信感が生まれてしまって、何を決めても揉めて実効性を伴わないでしょう」

琵琶湖博物館内のレストランにバス天丼

23日づけ京都新聞ネット版によると、琵琶湖博物館内のレストランで「バス天丼」がメニューに加わった。ブラックバスの切り身3切れ、青ジソ、カボチャの天丼で、880円。

香り高い「バス天丼」ぜひ一度 琵琶湖博物館で献立考案(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2004mar/23/W20040323MWE1S100000089.html

彦根旧港湾で40cmのナイルティラピア捕獲 バス採捕調査中に水試

 滋賀県水産試験場は、彦根市の彦根旧港湾で22日、巻き網によるオオクチバス採捕調査中に、外来魚・ナイルティラピアを捕獲したと発表した。全長48.6cm(体重3040g)と全長20.9cm(体重220g)の2尾。ナイルティラピアは温水のあるところで自然繁殖している例が国内にもある。今回は繁殖は確認されていないが、彦根旧港湾は下水処理場からの放流水の影響で、冬でも比較的水温が高い。

 水産試験場が集計を取り始めた平成6年(1994年)以降、オオクチバスとブルーギルを除く外来魚は、今回を含めて37種類、81尾捕獲されている。ナイルティラピアは今回で4〜5尾目。

琵琶湖における外来魚(ナイルティラピア)の捕獲について(水産試験場)
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2004/3/23/0323gf3001.pdf

外来魚回収いけすを増設 乙女が池など6カ所

 滋賀県琵琶湖レジャー対策室は、これまで14カ所に設置していた釣り人向け外来魚回収いけすを6カ所に増設し、計20カ所とする。新たに設置されるのは、乙女が池(高島町)、浜分漁港(今津町)、知内漁港、海津漁港(以上、マキノ町)、柳川漁港(彦根市)、木浜内湖釣り桟橋(守山市)。

外来魚回収いけすの増設について(自然保護課)
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2004/3/23/0323dg0001.pdf

2004.3.22

小笠原の移入種駆除を批判 ヨミウリウィークリー最新号で佐々木洋氏

 ヨミウリウィークリー4月4日号(3月22日発売)に、小笠原諸島で行われている東京都による移入種駆除を批判する記事が掲載された。プロナチュラリスト(自然案内人)で、日本自然保護協会自然観察指導員、東京都鳥獣保護員の佐々木洋氏の記事。

 佐々木氏は、駆除の対象となっているグリーンアノール(アノールトカゲ)やアフリカマイマイが一般観光客には人気が高く、小笠原固有種よりも観光産業の目玉となっていること、逆に固有種のオガサワラオオコウモリが農作物を荒らすとして一部で嫌われていることから、「移入種を肯定し、固有種を否定する気はないが、島に暮らす人々の本音を十分調整していくことも、今後のために、大切なことではないだろうか」としている。

 また、在来種・ムラサキオカヤドカリが移入種・アフリカマイマイの殻を主に宿としてつかっていること、古くから定着するイソヒヨドリが移入種・グリーンアノールを主要な餌としていること、天然記念物の固有種・オガサワラノスリが移入種・オオヒキガエルを盛んに食べていることから、既に移入種が島の生態系に組み込まれていることを指摘。都心部のカラス駆除によりドバトとネズミ類が激増しているのと同様に、移入種駆除が生態系に大きな空白を生じさせ、移入種が存在していたとき以上の混乱を小笠原の自然にもたらす可能性があり、悪者は急いで全滅に追い込むという発想は危ないとしている。

ヨミウリウィークリー
http://info.yomiuri.co.jp/mag/yw/

2004.3.21

4月でリリ禁条例施行1周年

カワウ「4月でリリ禁条例施行1周年なので、この先の展望をおさらいを」
ゼゼラ「まず、『3年後を目途に見直し』という付帯決議。付帯決議というのは法的拘束力がなくて、必ずしもその通りにしなくてはならないというものではないのですが、琵琶湖レジャー対策室やレジャー利用適正化審議会があることからすると、見直しはやるはずです。で、3年後というのは2006年4月なので、2005年度中に見直し作業が行われるはずです。なので、そこに影響を与えたければ、2004年度中に働きかけを始める必要があるでしょうね」
カワウ「釣り関係者は何か考えてるんですかね」
ゼゼラ「いやー、それが何だか... だからこんなことわざわざ書いてるわけで。2005年度に公式に見直し作業をするとなったときになってからじゃ遅いのにね」
カワウ「何もしなかったらどうなるかな」
ゼゼラ「白昼堂々とリリース禁止が無視されている現状を考えると、リリース禁止違反には過料というのが実はあるんじゃないかと。東京都千代田区の路上喫煙禁止条例みたいに、なぎさ公園とか旧港湾に監視員がいて、リリースすると駆け寄ってきて1000円とか2000円とかを支払わされるという。過料は刑事罰ではないので、比較的簡単にできるし」
カワウ「あー、それは確実にメディア受けするな」
ゼゼラ「委員会指示だと過料は難しいけど、条例だからなー」
カワウ「まぁ、滋賀釣り協、頑張ってねということで」

「ブラックジャックの華麗(カレー)な変身」が最優秀賞 外来魚料理コンテスト

20日付京都新聞ネット版によると、滋賀県主催の「ブラックバス&ブルーギル アイデア料理コンテスト あっ!!と驚く魔法のレシピ」が大津市の滋賀女子短期大学で20日、開催された。約160人が試食に参加。アマ部門はカレー風味のカナッペ(ブラックジャックの華麗(カレー)な変身)、プロ部門はレンコン挟み焼き(ブラックバスと小海老のレンコン挟み焦しバターレモン醤油)が最優秀賞となった。

バス、ブルーギルの新レシピ 大津でアイデア料理コンテスト(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2004mar/20/W20040320MWE1S100000051.html

ブラックバス&ブルーギル アイデア料理コンテスト あっ!!と驚く魔法のレシピ(滋賀県)
http://www.pref.shiga.jp/g/nosei/cook/

2004.3.20

特定外来生物対策法案(民主党案)が再提出

 特定外来生物対策法案の民主党案(外来生物種規制法案)が17日、参議院に再提出された。昨年の臨時国会で廃案となったものを一部修正した内容。民主党案には「特別特定外来生物種」と「特定外来生物種」の2カテゴリが定義されており、政府案での「特定外来生物」よりも広い範囲を想定していると見られる。一方、民主党案「特定外来生物種」の規制は政府案「特定外来生物」の規制よりも緩いものとなっており、民主党案「特別特定外来生物種」と政府案「特定外来生物」が実質的には同一と考えられる。

 民主党案の12条には、広い範囲を想定していると見られる民主党案「特定外来生物種」を対象に、「何人も、みだりに、特定外来生物種の生きている個体を放ち、植栽し、まき、捨て、又は飛散させてはならない。」との規定があり、キャッチ&リリースがこれに該当するという話と、一概に該当するとは言えないという話がある。

谷博之国会活動 移入種(外来種)対策の法制化
http://www.tani-hiroyuki.com/inyushu.htm

議案審議情報 外来生物種規制法案(参議院)
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/gian/15907159010.htm

NGO4団体が特定外来生物対策法案(政府案)に要望書

(財)世界自然保護基金ジャパン、(財)日本自然保護協会、(財)日本野鳥の会、地球生物会議のNGO4団体が9日、特定外来生物対策法案(政府案)に関する要望書を連名で環境大臣宛に提出した。生態系主義系の主張をしている(財)世界自然保護基金ジャパンなどと動物愛護系の地球生物会議の連名となっているところが特徴。

特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律案に対する要望書(WWFJ)
http://www.wwf.or.jp/lib/press/p2003/p04030901.htm

2004.3.19

「ワクワクがくしゅう なぜなぜ?うぉーたん 「琵琶湖ルール」ってなぁーに?」

滋賀県は25日から28日まで、リリース禁止などの琵琶湖ルールの啓発を子ども対象に行うため、「ワクワクがくしゅう なぜなぜ?うぉーたん 「琵琶湖ルール」ってなぁーに?」を琵琶湖博物館で開催する。県のイメージキャラクター「うぉーたん」を起用し、ジャンケン大会など子供に親しみやすい内容とする。

ワクワクがくしゅう なぜなぜ?うぉーたん 「琵琶湖ルール」ってなぁーに? を開催します(滋賀県広報課)
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2004/3/19/0319ab0001.pdf

2004.3.16

訂正

8日付で書いた、「特定外来生物」は飼養のみなら罰則なし 特定外来生物対策法案」というのは読み間違いで、実際は罰則がありました。訂正します。販売頒布目的の場合と、そうではない場合で条文が違ったので、前者のみを見て早とちりしていました。すみません。

特定外来生物対策法案は参議院先議

特定外来生物対策法案は参議院が先議となった。

議案審議情報 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律案(参議院)
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/gian/15903159125.htm

第5種共同漁業権と「特定外来生物」が衝突しそう

 特定外来生物対策法案で、ブラックバスなどの一般にメジャーな移入種を「特定外来生物」に指定するかどうかは諸説あるのですが、「特定外来生物」に指定しようとした場合、第5種共同漁業権がどうやら支障となりそうです。

 第5種共同漁業権での「増殖」は、ほとんどの場合、放流で行われていますが、「特定外来生物」になると学術目的等で許可された場合を除いて「特定飼養等施設の外で放ち、植え、又はまいてはならない」(9条)とされており、自然の湖沼河川を「特定飼養等施設」として扱うのは困難と思われます。

 地域的に例外を設ける規定は特定外来生物対策法案には設けられていないため、1ヵ所でも第5種共同漁業権の設定があると、ただそれだけで「特定外来生物」への指定が困難ということになります。

 この問題は、オオクチバス、ブラウントラウトなどで生じます。

14日付東京新聞朝刊2面「万機創論 私が正しい ブラックバス駆除」

14日付東京新聞朝刊2面「万機創論 私が正しい ブラックバス駆除」。賛成の鳩山邦夫氏(自民党副幹事長)、反対の今村雅弘氏(自民党)へのインタビュー。中日新聞にも掲載されているらしい。

ゼゼラ「今村氏は釣魚議連なので省略」
カワウ「で、鳩山氏。記事をそのまま読む限りでは、インタビューした記者も鳩山氏もワカサギを在来種だと思って話してる。あと、ニジマスは共存できるらしい。理由は『どう猛さがないから』だって。北海道のニジマス駆除派からも苦情が来るよこれ」
ゼゼラ「もうホントに何が『環境党宣言』なのかという話で。まぁ、あの本立ち読みした時からこの人危ういなぁと思ってたけど」

2004.3.14

20日に琵琶湖ルール啓発 バスターズ協力で駆除釣り教室も

滋賀県は20日に、リリース禁止などの「琵琶湖ルール」の啓発キャンペーンを行う。130人体制で広報車や船舶からの呼びかけや啓発用品の配布をする。また、大津と今津の2ヵ所では、琵琶湖を戻す会、外来魚バスターズなどの協力で「外来魚のノーリリース釣り体験教室」(定員各30名)が行われる。

琵琶湖ルール啓発キャンペーンの実施について(自然保護課)
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2004/3/11/0311dg0001.pdf

秋田県が4月から八郎湖に外来魚回収施設設置

12日付Yahoo!ニュース毎日新聞によると、委員会指示で外来魚のリリースを禁止している秋田県が、4月から八郎湖に外来魚回収用のいけすや水槽を設置する。

八郎湖にいけすや水槽設置 外来魚の再放流禁止で−−県、来月にも /秋田(Yahoo!ニュース毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040312-00000007-mai-l05

2004.3.9

外来魚回収施設使用状況(2月17日〜3月1日)
 

2月17日〜2月23日 回収量(単週) 回収量(累計) 目標達成率 前週比
外来魚回収ボックス(設置数33) 99.6kg 7397.2kg 0.819 -0.008
外来魚回収いけす(設置数14) 5.6kg 1439.7kg
バスターズ 71.1kg 2710.8kg 1.005 +0.005
回収ボックス・いけすの魚種:ほとんどがブラックバス。
 
2月24日〜3月1日 回収量(単週) 回収量(累計) 目標達成率 前週比
外来魚回収ボックス(設置数33) 33.7kg 7430.9kg 0.806 -0.013
外来魚回収いけす(設置数14) 3.9kg 1443.6kg
バスターズ 16.9kg 2727.7kg 0.990 -0.015
回収ボックス・いけすの魚種:3/4がブラックバス。
 

【概況】県設置の外来魚回収ボックス・回収いけすでの年間駆除目標12トンは達成が困難な見通しとなった。ノーリリースありがとう券分を加算すれば目標を大きく超えることになるが、実質買取りによる駆除量をリリース禁止の効果と見なせるかはかなり疑問がある。

外来魚回収施設(回収ボックス・回収いけす)の利用状況について(自然保護課)
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2004/2/25/0225dg0001.pdf
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2004/3/3/0303dg0001.pdf
外来魚バスターズ駆除成果 2004(外来魚バスターズ)
http://gairaigyo-busters.jp/report/statistics/data2004.php

2004.3.8

「特定外来生物」は飼養のみなら罰則なし 特定外来生物対策法案

9日に閣議決定される特定外来生物対策法案で、特定外来生物の飼養を禁止する規定に対する罰則は、「販売又は頒布を目的」とする場合に限定されていることがわかった。

(読み間違いでした。訂正します)

「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律案」の閣議決定について(環境省)
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=4762

特定外来生物対策法案の民主党案

特定外来生物対策法案の民主党案が改めて提出される見込み。昨年の臨時国会に提出され廃案となったものとほぼ同じ内容。

谷ひろゆきのホームページ
http://www.tani-hiroyuki.com/inyushu.htm

滋賀県広報誌「滋賀プラスワン」 3月号特集で外来魚

滋賀県の広報誌「滋賀プラスワン」の3月号特集に、「琵琶湖の外来魚のこと、考えてみませんか なぜ「リリース禁止」なのでしょうか?」が掲載された。「滋賀プラスワン」の印刷版は滋賀県内全戸配布されている。

琵琶湖の外来魚のこと、考えてみませんか なぜ「リリース禁止」なのでしょうか?(滋賀県)
http://www.pref.shiga.jp/koho/2004-03/02.html

2004.3.6

「特定外来生物」 数十種程度を指定の予定

特定外来生物対策法案と共に出回っている「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律案のポイント」というペーパーによると、「特定外来生物」に指定する生物は「当初、数十種程度を指定する予定」とされている。

ゼゼラ「『ブラックバス、セイヨウオオマルハナバチ、セイヨウタンポポ、オオカナダモ...』みたいな世間受け路線でやるのか、『カミツキガメ、アルゼンチンアリ、セアカゴケグモ...』みたいな現実路線でやるのか、どうするんでしょ?」
カワウ「セイヨウタンポポとかオオカナダモなんて特に今さら感が強すぎだもんねぇ。オオカナダモなんてついに芥川賞の助演生物賞だし」

2004.3.4

特定外来生物対策法案 自民部会が了承

4日付京都新聞ネット版によると、自民党環境部会は4日、特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律案を了承。9日に閣議決定され、国会に提出される予定。

有害外来種防止法案を了承 自民環境 輸入、飼育など禁止(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/news/flash/2004mar/04/CN2004030401000704C3Z10.html

2004.3.2

特定外来生物対策法案 セイヨウオオマルハナバチで議論

2日の衆院環境委で、石田祝稔議員(公明党・比例四国)が政府提出予定の特定外来生物対策法案に関連して、セイヨウオオマルハナバチについて質問。トマト農家が現実にセイヨウオオマルハナバチを利用して受粉を行っていることを踏まえて検討するよう求めた。環境省は、特定外来生物への該当性については明確に答弁しなかった。

衆議院TV http://www.shugiintv.go.jp/
3月2日 環境委 石田祝稔議員 12:30〜

2004.2.28

今月の釣り関係雑誌

Basser 4月号
「これからもバスフィッシングを続けるために。群馬県FANetwork発足。」(福田公彦) 群馬県で発足したFANetworkのレポート
「吉田幸二さんに聞く 常陸川水門に魚道建設を求める理由。」
「月刊ゼゼラ新聞」(青柳純)

ルアーマガジン 4月号
「全国バス事情を追え!!」

スポーツ&フィッシングニュース 4月号
「バス問題を考える 釣り人と漁業者と行政の協力で。」(萱間修)

フライの雑誌 季刊早春号
「発言! 生物多様性を言い出すと…」(青柳純)
「釣り場時評40 宇奈月、黒部川、水産庁 人と釣りと自然の連鎖反応に興奮する」(水口憲哉)
「釣りを通して環境と“繋がる”ということ  ―ただの釣り好きでは終わりたくない―」(小池祐介) 小池氏は水口研究室4回生


ゼゼラ「まずスポーツ&フィッシングニュースの萱間さんの記事で、神奈川県のリリース禁止の期間が1年になっているのは、継続するかどうか毎年検討するため、といった感じで書いてありますが、これは神奈川県内水面漁場管理委員会の議事録を読む限りでは、毎年リリース禁止のPRをするため、ということが根拠とされています」
カワウ「次、Basserですが、リリ禁のみの特集を巻頭でやってほしい、とかいう投稿が投稿欄に載ってます」
ゼゼラ「誰かがページ買い取りとかすれば別だけど、今は商業的に成り立たないことはネットでできるし、基本的にあり得ないでしょう」
カワウ「あと、フライの雑誌」
ゼゼラ「読者欄に載ってた『「ああ、もう一季節すぎたんだな」という季節の風物詩のような貴誌が好きです』というのが僕的に爆笑でした」

次期滋賀県知事選に川端達夫衆院議員出馬説があるらしい

28日付滋賀報知新聞社説によると、県議会会派・県民ネットワーク(民主・社民系)が2009年ワールドマスターズゲームズ大会の誘致に反対を表明したことに関連し、「川端達夫衆院議員(滋賀1区・民主党)を次期知事選に担ぎ出す布石」との見方があるらしい。川端氏は釣魚議連所属で、釣り糸も作る東レの労組出身。

滋賀報知新聞社説
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/editorial.html

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