| 2003.12.12 |
12日付朝日新聞・滋賀「湖国この1年 2003取材ノートから」
12日付朝日新聞・滋賀「湖国この1年 2003取材ノートから」。1年を振り返る連載企画の第1回。瀬戸口和秀記者。「回収量が今年と比較できる来年は、本当に琵琶湖での新ルールが定着するかどうかが確かめられ、正念場を迎える」。
湖国この1年 2003取材ノートから(朝日新聞)
http://mytown.asahi.com/shiga/news02.asp?kiji=3569
ゼゼラ「『比較できる』から来年が正念場ってのは、行政的にはそのとおりだろうけど」
カワウ「新聞記者が言ってどうするのかという気が」
| 2003.12.9 |
今週の外来魚回収量(11月18日〜12月1日) 回収量激減
| 11月18日〜11月25日 | 回収量(単週) | 回収量(累計) | 目標達成率 | 前週比 |
| 外来魚回収ボックス(設置数33) | 118.4kg | 6643.0kg | 1.020 | -0.016 |
| 外来魚回収いけす(設置数14) | 28.1kg | 1353.2kg | ||
| バスターズ | 126.1kg | 2144.9kg | 1.095 | +0.029 |
回収ボックス・いけすの魚種:個体数は大半がブルーギル。重量では約1/2がブラックバス。
| 11月26日〜12月1日 | 回収量(単週) | 回収量(累計) | 目標達成率 | 前週比 |
| 外来魚回収ボックス(設置数33) | 40.3kg | 6683.3kg | 1.001 | -0.019 |
| 外来魚回収いけす(設置数14) | 8.3kg | 1361.5kg | ||
| バスターズ | 18.7kg | 2163.6kg | 1.077 | -0.018 |
回収ボックス・いけすの魚種:個体数は大半がブルーギル。重量では約1/2がブラックバス。
【概況】回収量が極端に減少。バスターズへの依存強まる?
ゼゼラ「減少したのは、季節が変わっても場所を替えていないことが原因のような気がする。冬なんだから、回収ボックスと回収いけすを彦根旧港湾なんかに全部持っていけば、回収量がだいぶ違ってくるかも」
外来魚回収施設(回収ボックス・回収いけす)の利用状況について(自然保護課)
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2003/12/1/1201dg0001.pdf
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2003/12/3/1203dg0001.pdf
外来魚バスターズ駆除成果 2003(外来魚バスターズ)
http://gairaigyo-busters.jp/report/statistics/data2003.php
| 2003.12.4 |
「六本木ヒルズの屋上に外来種を植えるな!!!」 生態系協会会長
AERA 2003.12.8号
「屋上緑化の落とし穴 池谷奉文・日本生態系協会会長(明日はどっちだ!commentary207)」
ゼゼラ「要点をまとめるとこんな感じです」
最近できたばかりの高層ビルにも、「日本の農の風景」を再現したという触れ込みで、屋上に水田や野菜畑などが作られています。しかし、肝心の水田の周りに生えている草花がマリーゴールドなど外来種であることに気づいた人はいるでしょうか。
残念ながら、「日本の自然」とは似て非なる世界です。
屋上緑化で植栽された外来種は、屋上に留まらず野生化する可能性を持っています。そうなると日本国中に広がるかもしれません。
外来種が野生化して広がれば、在来種が圧迫されます。絶滅に追い込まれるものが出るだけでなく、近縁の在来種と交雑して遺伝子が交ざる可能性があります。貴重な日本の遺伝子資源が失われるのです。もしかしたら将来人間に役立つ薬や作物を生み出すかもしれない遺伝子が、人知れず姿を消しているのかもしれません。
カワウ「『最近できたばかりの高層ビル』ってのは、六本木ヒルズで、この屋上庭園か。あんなとこ何植えても良いんじゃないかと思うんだけどねー」
ゼゼラ「要するに、(1)人工的環境でも外来種はダメ、(2)栽培する場合でも外来種はダメ、(3)ダメなものはダメ、ということらしいよ」
カワウ「でも、それを言い出したら、イネだって外来種なわけだけけど。今さらな場所にまでこんな厳格な基準を適用するなら、イネもダメということになるんじゃないの?」
ゼゼラ「でも、なぜかイネはOKらしい」
カワウ「この調子だと、学校の花壇のチューリップなんかにまで文句を言い出しそう。『外来種を植えてはいけない』って」
(財)日本生態系協会 http://www.ecosys.or.jp/eco-japan/
| 2003.12.2 |
戻す会シンポジウム 第3回は格調高く???
琵琶湖を戻す会主催の外来魚シンポジウムが来年1月25日に琵琶湖博物館で開かれる。2002年1月に行われた第1回で、外来魚バスターズ・岩崎魚成氏が「外来魚を駆除するのに何の理由がいるでしょうか!」と壇上で豪語し、外来魚駆除界をまだあまり知らなかった僕もさすがに(理由がないなら駆除する必要ないだろー)と引いてしまったことで有名なこのシンポジウムは今回で3回目。テーマは「外来魚駆除最前線」で、滋賀県自然保護課、秋田県水産振興センター・杉山氏、北海道立水産孵化場・工藤氏、滋賀県水産試験場、琵琶湖博物館・中井氏という顔ぶれの格調高さらしい。
第三回「琵琶湖外来魚シンポジウム」(琵琶湖を戻す会)
http://homepage2.nifty.com/mugituku/symposium/2004/symposium04a.html
バス釣り関連雑誌1月号
Basser
[オールスタークラシックの水中環境。 森文俊が語る霞ヶ浦の現状。]
[10月19日「琵琶湖大好き 感謝のフェスティバル」レポート 訴訟開始から1年が経過した今だからこそ考えたいリリース禁止問題。](平村尚也氏)
[森のバサー。 理想は魚道設置推進基金を「ゲート開放推進基金」へと発展させること。](和泉守兼定氏) 霞ヶ浦・常陸川水門に魚道をつくってもあまり効果が望めない。水は逆浸透処理で確保して、水門を開放すべき、と。
[月刊ゼゼラ新聞](青柳純) 外来魚問題関連ニュースをまとめるという企画。・・・ネタのセレクションをして文章を一定の枠に収める作業というのは思ったより手間入り。個人ニュースサイトとかBlogが続くのは、気の向くままに文章を書けば済んで、それでいて読む方も結構満足できるからなのだなと。
[バサー放課後の部室。] 前号の田辺哲男責任編集が大反響だったらしい。
スポーツ&フィッシングニュース
今月号から一般書店でも販売ということで、小さめの書店でも発見。しかもBasserより置いてる数が多かったぞ。
[琵琶湖漂流 〜カヌーアングラーが見つめてきた風景〜 「琵琶湖博物館」について](北原一平氏) こういう率直に書いているのは結構良い。今まで何とも思わなかったけれど、確かに琵琶湖博物館の周りはセイタカアワダチソウ(移入種!)だらけなのは皮肉な話。次号へ続くらしい。
[バス問題を考える 長野県の釣り人が主張した「ポストハーベスト・ロス(収穫後の損失)の削減」の理論について](萱間修氏)
[ナミヘイの「釣りの社会学」図書] ゼゼラ本。次回は駆除派本らしい。
ルアーマガジン
ロッド&リール
関連記事特になし
関連新聞記事クリップ
[現場から記者リポート]県内の外来種 危ぐされる生態系への影響 /滋賀(Yahoo!ニュース毎日新聞 11/29)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031129-00000002-mai-l25
水田が在来種守っていた 琵琶湖博物館で調査(Yahoo!ニュース京都新聞 11/28)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031128-00000002-kyt-l25
| 2003.12.1 |
「外来魚侵入の危険性を実験で改めて確認」 滋賀県水試
滋賀県水産試験場は1日、外来魚が琵琶湖の在来魚介類へ与えた影響を検証するため、実験池に琵琶湖沿岸モデルを製作した実験を行った結果、ブルーギルやオオクチバスの侵入の危険性について改めて確認されたと発表した。
実験は、40m2と8m2の2種類のコンクリート張り実験池・計8つに、ヨシの植栽と砂の敷設によって琵琶湖沿岸域を再現。昭和30年代、40年代、60年代、平成1〜2年、今日の5つの年代の状況に応じた、ブルーギル成魚、オオクチバス成魚、ニゴロブナ成魚・稚魚、コイ成魚、ヨシノボリ成魚、スジエビなどの魚介類を放流し、3ヵ月間の魚介類の生残や繁殖等の状況を比較するという内容。
発表は、(1)外来魚を放流した昭和40年代以降の池では、ニゴロブナ稚魚やスジエビの生残率は著しく低下し、自然産卵して発生したニゴロブナ稚魚も少なかった。(2)特に、オオクチバスを放流した昭和60年代以降の池では、ブルーギル稚魚は発生したが、放流したニゴロブナ稚魚やスジエビは全滅し、ニゴロブナ稚魚の発生もみられなかった。(3)在来魚(ニゴロブナ、コイ)が多い昭和30年代、40年代の池では、コカナダモの発生が抑制された――という結果になったとしている。
外来魚が琵琶湖の在来魚介類へ与えた影響(実験的検証結果)について(水産試験場)
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2003/12/1/1201gf3001.pdf
(↑写真・図あり)
ゼゼラ「この内容だとたぶん、『コンクリート張りの池の隅にヨシを植えて砂を撒いた池のどこが[琵琶湖沿岸域]なのか? 水槽と同じじゃないか』と擁護派に言われることになりそうな予感。設備的にあれ以上のことは難しいんだろうけど」