| 2003.11.30 |
中環審・移入種対策小委員会パブコメの中身
パブコメで意見を提出したのは209の個人と団体(少な!)。でも出された意見の数は多く、論点をほとんど網羅してます。
最終報告は、全般に、中間報告よりもバランスを取っていると受け取れる内容になった感じです。
冒頭の「はじめに」には、人が移入種を利用してきたことについての記述、開発影響と並んで移入種による影響があるとの記述が追加されました。防除の実施に関する部分には、防除による生態系への影響についての配慮、防除実施の結果を踏まえた柔軟な見直しが記述されました。
また、パブリックコメントに対する見解では、「生態系等に対する影響が著しい侵略的な外来種に対する制度的な措置」といった対象を限定する表現が繰り返し用いられています。
個別の具体例に関する意見は、今後検討するとして、原則反映されていません。
中央環境審議会野生生物部会移入種対策小委員会中間報告に対する意見募集結果について(環境省)
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=4504
パブコメに寄せられた意見要旨とそれに対する見解
http://www.env.go.jp/info/iken/result/h151105b.pdf
パブコメを踏まえた最終報告
http://www.env.go.jp/council/13wild/y132-10/mat_02-1.pdf
特徴的な意見・見解をピックアップしました
No.17
【意見】相当数の移入種が人間社会で有効に利用され良い影響をもたらしている。「古くから、人は他地域の生物種を数多く導入してきた。導入された生物種の中には、有効に利用され、人の豊かな社会生活を支えている種も数多い。」といった記述を加えるべき。
【見解】ご意見を踏まえ、「はじめに」において、外来種を利用してきたことについての記述を追加します。
ゼゼラ「これによって『はじめに』に、移入種の良い面と悪い面が併記されました。これは僕の出した意見」
No.43
【意見】遺伝子かく乱はヒト以外の生物種の地域個体群だとなぜ問題となるのか、説明がほしい。
【見解】長い期間を経て進化を遂げてきた生物種の遺伝的特徴を攪乱するため、問題としています。
カワウ「これはあまり説明になってないかも」
No.48
【意見】人為による生物多様性への影響は農林水産業、土地改変、化学物質の放出。外来種による影響は並んで大きなものである。としてはどうか。
【見解】ご意見を踏まえ、「はじめに」において、生物多様性国家戦略において、開発影響と並んで外来種による影響があることを追加記述します。
ゼゼラ「この記述が追加されたことも特徴的と言えます」
No.98
【意見】すべての動物を輸入禁止にすべき。(2件)
【見解】外来種のうち、特に侵略的な外来種について措置を講ずるものとしています。
No.111
【意見】緑化用に用いられる外来植物は、浸食防止、生態系機能発達促進、景観保全・改善などの効用をもっているが、それが全否定された場合、たとえば浸食の増大によって、現場ばかりでなく、流域の生態系に多大な影響を引き起こす。法規制によって生じるデメリットも十分に考慮されなくてはならない。
【見解】本報告では、生態系等に対する影響が著しい外来種に対して適正な管理を求めることとしています。
No.114
【意見】純粋に生物多様性を第一とした理想を突き詰めていくことに疑問を感じる。(4件)
【見解】本報告では、生態系等に対する影響が著しい侵略的な外来種に対する制度的な措置を中心に検討しています。
No.117
【意見】外来種は、本来そこに存在しないはずの生物が存在するようになる事であり、そのことはそこの生態系が変質する事を意味する。よって、外来種が定着すると言う事は、必ず生態系に影響があると言う事であり、基本的に許容してはいけない事である。(3件)
【見解】本報告では、生態系等に対する影響が著しい侵略的な外来種に対する制度的な措置を中心に検討しています。
ゼゼラ「この『特に侵略的な外来種について措置を講ずる』とか『生態系等に対する影響が著しい』といった表現が、結構な回数繰り返し示されています。これは結構特徴的と言えそうかな」
カワウ「ということで、今後はこの資料をネタにして、『特に侵略的』とか『影響が著しい』という表現への該当性をめぐる論議が予想されます」
No.210
【意見】外来種といえども既に移入後長期間が経過していて、地域の生態系の重要な構成種になっているような場合、たとえ在来種に与える圧力が強いとしても、むやみに防除することによって生態系のバランスを壊し、環境悪化の原因になることも考えられます。基本的に外来種を防除することには大いに賛成ですが、環境生物学的な影響について、もう少し幅広く考慮する必要があるのではないでしょうか。(5件)
【見解】ご意見のとおり、むやみに防除することは好ましくないことから、計画的な防除を進めることとしています。また、「防除による地域の生態系への影響について十分配慮する」旨を追加記述します。
No.228
【意見】移入種排除、撲滅、管理は、非常に難しく、さまざまな失敗があり得ることを計画に組み入れた、いわゆるリスク管理を念頭にしたものであるべき。
【見解】ご意見を踏まえ、モニタリング結果等を踏まえて柔軟に計画を見直す旨、追加記述します。
ゼゼラ「この2つの意見と見解は結構重要です。『むやみに防除することは好ましくない』ということを明確に書いて、闇雲に駆除すればいいわけではないことが示されています。その一方で...」
No.227
【意見】駆除について行政が音頭をとって、「やる以上は、徹底的にやる。結果を出す。」という断固たる姿勢が欲しい。
【見解】問題を生じている外来種については、必要に応じて計画的に防除を実施することとしています。
ゼゼラ「こういった極端なのは適当にあしらわれています」
No.226
【意見】駆除に関しては、外来とか関係なく、例えば東京のネズミ問題とかを先に考えて欲しいです。魚に関しては、地域の問題ではないかと思います。駆除するのには金が必要で、しかし経済的な事も考えると、何でもかんでも駆除出来るというワケには行かないでしょう。最初に考えるべきなのは、駆除が可能であるかどうかなのでは?次に、駆除対象生物が、実際に生態系を壊しているかどうかだと思います。
【見解】問題を生じている外来種については、必要に応じて計画的に防除を実施することとしています。
カワウ「『東京のネズミ問題』と言うよりは『東京の私の家のネズミ問題』なんじゃないかという気がするけど、それはともかく、こういう『とりあえず人には無害な外来種よりネズミとかゴキブリをどうにかしろ』という意見は潜在的には多そう」
No.339
【意見】マルハナバチを使えなくなると、労働力の莫大な増大、ホルモン剤使用による健康への影響など重大な影響が生じる。ネットを張るなど施設内からハチを出さない自主的取り組みをするので、セイヨウオオマルハナバチは規制の対象外としてほしい。(37件)
【見解】具体的にどのような種が措置の対象になるかは今後検討されるものです。
ゼゼラ「このように具体的な例に関する意見は、このように、具体的な措置の対象は今後検討される、という見解に原則として統一されています。それと、この意見・見解を特に引用したのは、この37件というのが、今回のパブコメでは同一意見の件数としては最多のようです」
カワウ「マルハナバチを使ってる農家とか、マルハナバチを輸入してる会社とかでみんなで送ったのかな?」
| 2003.11.29 |
ブルーギル激減? スジエビ増加 駆除の効果か
29日付読売新聞ネット版によると、琵琶湖のブルーギルの生息数減少が県の調査で明らかになった。
県水試が毎年6〜8月に行う草津市沿岸での生息数調査では、01年度には数十回網を引いて一網平均370匹の稚魚が取れたのが、02年度には42匹、今年度は15匹と減少。7月のえりでの調査でも、昨年は産卵可能な体長10センチ以上の割合が58%だったが、今年は15%まで減少。逆にスジエビの漁獲量が昨秋から増え、県漁連によると、多い時には一網で約100キロと昨年の約3倍。
全内漁連は「漁業に影響を与える外来魚が減った珍しいケース」、県は「琵琶湖の生態系回復への兆しが見えた」とコメントしているという。
琵琶湖のブルーギル激減、生態系回復の兆しか(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20031129i407.htm
ゼゼラ「500トン獲ればさすがに減るのかなと。でも、ブルーギルが減ればホンモロコも増えるはずなんだけど、ホンモロコがどうなったのかは?」
| 2003.11.27 |
琵琶湖のリリ禁が委員会指示にはならなかった理由
平成14年2月27日付、滋賀県水産課長発、琵琶湖適正利用対策検討チームリーダ宛事務連絡なる文章に以下のようなことが書いてあることが判明。
外来魚(オオクチバス・コクチバス・ブルーギル)の再放流禁止については、すでに山梨県・新潟県・埼玉県・岩手県において内水面漁場管理委員会指示が出されているが、いずれも生息水域が狭いか第5種共同漁業権漁場などに限定されており、委員会指示の実効性が担保される事例である。滋賀県では琵琶湖のみならず河川やため池など全県的にオオクチバスやブルーギルが生息する状況となっており、かつ小学生から大人までリリースしている現状がある。このような状況下で委員会指示を出したとしても指示が遵守されることは期待できず、またリリースした子供まで処罰することにもなることから、現状で外来魚のリリース禁止についての委員会指示を出すことは困難であると考えられる。
(文書の画像1|2)
新潟その他の委員会指示は実効性が担保されているって本当なのかとか、全県的に生息しているのは他でも同じではないかといった根拠の点で大いに疑問はあるものの、いずれにせよ、この水産課長名の意見が出されたことによって、委員会指示のリリース禁止にはならなかったということになる。
琵琶湖でもコイヘルペス確認 洗堰上流の瀬田川
京都新聞ネット版によると、滋賀県は27日、洗堰より上流の大津市瀬田5丁目付近の瀬田川(→たぶんこの辺)で死んでいたコイ3尾から、コイヘルペスウイルスの陽性反応が確認されたと発表。滋賀県内の養殖業者などではすでに例があるが、天然水域では初めて。1日から、近江大橋付近と洗堰付近でコイを捕獲、検査が行われる予定。
瀬田川のコイ3匹がへルペス感染 滋賀県 琵琶湖も検査へ(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2003nov/27/W20031127MWC3S100000030.html
| 2003.11.25 |
「移入種問題という争点 タイワンザル根絶の政治学」
「移入種問題という争点 タイワンザル根絶の政治学」(瀬戸口明久/「現代思想」2003年11月号)
結論部分の要旨
○「自然保護(全体論的環境倫理学)」vs「動物愛護(動物解放論)」という二元的な対立で捉えられがちだが、実際には、農業被害軽減を目的とする駆除賛成や、「遺伝的汚染」という価値観の持つ危険性に基づく反対論など、多元的なもの。「遺伝的汚染」が絶対的な普遍性を持つ概念ではなく、多元的な価値観のあいだで正当な合意形成の手続きを踏むことが望ましい。
○二元的な対立になる理由は、「移入種問題」という問題設定の建て方にあり、「移入種問題」と名付けた瞬間に移入種の排除が唯一の解決法になってしまう。個々の移入種が持ち込まれてから人々との間に築き上げてきた社会的・文化的関係を歴史的に検討することが必要。「いま・ここにいる移入種とどのようにつきあうのか」という新しい問題系に組みなおさなければならない。
ゼゼラ「凄いまともでレベル高いです。もう個人的には...」
瀬戸口氏>>>>>>(超えられない壁)>>>>>>駆除派の学者の面々
ゼゼラ「...というくらい。駆除派の学者のみなさんにはこういうのを期待してるのですが」
カワウ「彼らはまず最初に、ここで言う『全体論的環境倫理学』を思想として持っていて、それを布教するために発言してるわけだから、期待しても無理でしょう」
ちなみに外来魚問題に関する記述
ゼゼラ「扱っているのは和歌山のタイワンザルですが、外来魚問題についても脚注でコメントがしてあって、次のように書かれてます」
――大きな争点となっているもう一つの移入種問題として、ブラックバス等の外来魚問題があるが、本稿ではあつかわない。外来魚問題には漁業者や釣り業界など多数のアクターの複雑な利権がからんでおり、しかも問題が全国におよんでいるため分析は簡単ではない。それに対し、タイワンザル問題は基本的にローカルな環境問題としてとらえることが可能である。
カワウ「もっともだ。岩魚センセイなんか...」
――私自身は、バス問題はもっともっと単純に考えるべきだと思っている。(秋月岩魚「ますます広がるブラックバス汚染」238ページ)
カワウ「...だもんなー。救いようがない」
瀬戸口明久氏の個人的ウェブサイト http://homepage3.nifty.com/stg/
| 2003.11.24 |
全内漁連調査 「バス釣り人は未だに10%にも満たない少数派」
全国内水面漁業協同組合連合会(全内漁連)は、バス釣り人は未だに10%にも満たない少数派で、ほとんどの遊漁者が断固駆除を望んでいるとする調査結果を発表した。全内漁連傘下の漁連・漁協を通して遊漁者を対象に調査したもので、32県漁連の294漁協を通して7613人分の回答を得たとしている。
ゼゼラ「これって、統計学の授業で悪い見本として使うための教材ですか? どう考えたって、すべての釣り人から無作為に対象者を抽出したのではなくて、遊漁料の支払いなどで漁協と接触の多いアユ釣りとかの人を主対象にしてしまってるのですが」
カワウ「さすがに本気でこの調査の通りだとは思ってないでしょ。わかっててやってるはず。だって、わざわざ『釣りの対象魚』も聞いていて、そこに並んでいるのは、アユ・イワナ・ヤマメ・アマゴ・コイ・フナ・ワカサギ... バサーは調査対象にしていませんってこっそり自供してるくらいだから」
ゼゼラ「自供せざるを得ないところが、この調査のどうしようもなさを表していて、なんだか笑っちゃうなぁ。でも表向きは大真面目に言ってるわけだからなぁ」
外来魚(ブラックバス)アンケート調査結果H15.11発表(全国内水面漁業協同組合連合会)
http://www.naisuimen.or.jp/zennai/gairaigyo/bass-q/bass-Q.pdf
中央環境審議会移入種対策小委員会最終報告
中央環境審議会移入種対策小委員会が21日会合を開き、最終報告書をまとめた。
環境審議会、外来種対策まとめる 琵琶湖などへ効果期待(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2003nov/21/W20031121MWC3Z100000094.html
ゼゼラ「新聞記事しか読んでないので細かいことはまた今度」
カワウ「それにしても、パブコメ締め切り後2週間で最終報告ってのは、ちょっとまずくないですかねぇ。パブコメは形だけだとあからさまに言ってるようなものになってしまう」
ゼゼラ「通常国会を目指すのだとすると、既にちょっとスケジュールがきつい感じがするのは事実なんだよねぇ」
ノーリリースありがとう券事業検討会第2回会合
びわ湖放送によると、県のノーリリースありがとう券事業検討会第2回会合が21日に開かれ、「来年も事業を継続していくべき」との意見で一致、県外にも事業の内容を周知することや、湖岸で行うイベントとタイアップして実施時期を延ばすことを求める意見が出された。
ノーリリースありがとう券実験事業の検討会(びわ湖放送)
http://www.bbc-tv.co.jp/cgi-local/user/houdou/news/news_week_detile.cgi?detile_file=2003-11-21&detile_no=3
| 2003.11.22 |
2001年漁獲統計でのブラックバス急増 南湖3市分が80%以上
137トンのブラックバスが琵琶湖全体で漁獲されたことになっている2001年分の漁獲統計で、そのうちの83%にあたる114トンが南湖沿岸の大津市、草津市、守山市の漁獲分で占められていることが、農林水産省近畿農政局が公開した文書で判明した。
公開された文書によると、2001年のブラックバス漁獲量は、大津市27トン、草津市56トン、守山市31トン。これに対して、他の市町では、近江八幡市4トン、湖北町3トン、びわ町3トンなど、極端に開きがあることがわかった。(総漁獲量50トン以上の市町のデータを資料集に掲載)
琵琶湖の漁獲統計は、農林水産省が行う「海面漁業生産統計調査」によって調査されている。ブラックバスの漁獲量は、1994年から2000年までの間、20〜40トン前後で推移してきたが、2001年に137トンと急増した。
この時期の外来魚漁獲に関しては、「県漁業協同組合連合会によると、九割以上はブルーギル」(2002年4月11日中日新聞滋賀面)、「網を揚げると、中には大量のブルーギルと少しのブラックバス」(2000年4月17日毎日新聞)などと説明がなされ、ブラックバスの数倍のブルーギル漁獲があるとされていた。ブルーギルとブラックバスは、2000年度から県の外来魚駆除事業により150円/kgで買取りが行われている。ブラックバスの急増が駆除事業による買取りに伴うものだとすると、ブルーギルが含まれる統計分類「その他の魚類」もブラックバス同様に急増して数倍程度になるはずである。
ところが実際の「その他の魚類」の数値は前年の237トンから約15%増の272トンに過ぎないため、2001年のブラックバス137トンを始めとする漁獲統計の数値に疑問の声が上がっていた。しかし、137トンという数値の細かい内訳が不明だったために、それ以上の詳細はこれまで不明だった。
ゼゼラ「どの数字が変だという話ももちろんあるけど、それ以上に琵琶湖の市町別の漁獲データが出てきたというのも、これまで琵琶湖全湖のものしかなかったことを考えると、超画期的」
カワウ「もちろん南湖沿岸の自治体分の漁獲でも、漁は北湖でしているという場合も大いにあるから、それは考慮する必要があるけど、もう全湖分のデータでグラフ書いて語ってる場合じゃないよ、これは」
| 2003.11.20 |
フライの雑誌最新号
[釣り場時評39 バス問題とサツキマスにおける作為と作意](水口憲哉氏)
秋月岩魚氏らは、作為・作意的に、水口氏が誤った判断をしていると思わせようとしている。レッドデータブックの魚種選定責任者だった細谷和海氏は、レッドデータブックで作為・作意的にサツキマスを外している。――という内容、その他もろもろ、これでは全体をイメージするには遠いので、実際に読みませう。
[発言! ニジマスが消える日](三浦幸浩氏(道南の川を考える会))
野生のニジマスが生息する北海道でニジマス排除の雰囲気が出てきているが、ゾーニングによるニジマス釣りすらも認められないのか、北海道庁に釣り人の意見をアピールすべしという内容。
フライの雑誌第63号(フライの雑誌)
http://www.furainozasshi.com/backnumber_html/63/6302.html
「RELEASE!リストバンド」をリリ禁ネットで販売中
リリ禁ネットを記念し、「リリース」の願いを込めた「RELEASE!リストバンド」をリリ禁ネットで販売中。1個300円、ブルーとオレンジの2種類で、全長23cm、幅1.3cm。
RELEASE!リストバンド販売のお知らせ(リリ禁ネット)
http://www.ririkin.net/oshirase.html
今週の外来魚回収量(11月5日〜11月17日)
| 11月5日〜11月10日 | 回収量(単週) | 回収量(累計) | 目標達成率 | 前週比 |
| 外来魚回収ボックス(設置数33) | 78.9kg | 6407.9kg | 1.052 | -0.015 |
| 外来魚回収いけす(設置数14) | 23.1kg | 1316.8kg | ||
| バスターズ | 67.7kg | 1960.2kg | 1.068 | +0.009 |
回収ボックス・いけすの魚種:個体数は大半がブルーギル。重量では約1/3がブラックバス。
| 11月11日〜11月17日 | 回収量(単週) | 回収量(累計) | 目標達成率 | 前週比 |
| 外来魚回収ボックス(設置数33) | 116.7kg | 6524.6kg | 1.036 | -0.015 |
| 外来魚回収いけす(設置数14) | 8.3kg | 1325.1kg | ||
| バスターズ | 58.6kg | 2018.8kg | 1.066 | -0.001 |
回収ボックス・いけすの魚種:個体数は大半がブルーギル。重量では約1/3がブラックバス。
【概況】秋が深まり、回収量が減少傾向。
外来魚回収施設(回収ボックス・回収いけす)の利用状況について(自然保護課)
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2003/11/12/1112dg0001.pdf
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2003/11/20/1120dg0001.pdf
外来魚バスターズ駆除成果 2003(外来魚バスターズ)
http://gairaigyo-busters.jp/report/statistics/data2003.php
ノーリリースありがとう券事業検討会 21日に第2回会合
ノーリリースありがとう券の課題や今後のあり方などを検討する事業検討会の第2回会合が21日に開かれる。
第2回ノーリリースありがとう券事業検討会の開催について(自然保護課)
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2003/11/17/1117dg0001.pdf
| 2003.11.18 |
福井で細谷和海氏が講演会「ストップ・ザ・外来魚」
おなじみの駆除派・細谷和海氏(近畿大学水産学科教授)の講演会「ストップ・ザ・外来魚」が、22日に福井県田原町で開かれる。福井県水産課、福井県内水面漁業協同組合連合会などが主催。
「ストップ・ザ・外来魚」講演会の案内について(福井県)
http://info.pref.fukui.jp/suisan/gairaigyo/gairaigyo.html
| 2003.11.17 |
内水面の種苗放流は「最も生物多様性に影響を及ぼしている行為」 WWFJ
WWFJ(世界自然保護基金ジャパン)が中央環境審議会・移入種対策小委員会中間報告パブコメで提出した意見にこんなことが書いてあります。
1.(3) 外来種の導入経路 ア 野外への放出 6頁
『野外に定着し、外来種として悪影響を及ぼしているものの中には、野外で何らかの働きをすることを期待して人間が意図的に放出したものやペットとして飼養していたものを意図的に遺棄したものがある』。
<意見>
「野外への放出」の部分では、内水面の種苗放流など最も生物多様性に影響を及ぼしている行為について全く触れられていないのは問題である。「内水面の種苗放流問題」について事例を明記すべきである。
<理由>
アユ、ブラウントラウト、ニジマス等の事例があるので、その問題点など明記しておくべきである。
移入種対策に関する措置の在り方について(中間報告)に対する意見(WWFジャパン)
http://www.wwf.or.jp/lib/press/p2003/p03110701.pdf
カワウ「WWFJの今回の意見書は、さすがWWFJだけあって、まともだね。自然保護という視点からすると、きちんとバランスがとれてると思う。自然保護を騙りつつ都合悪いところは黙るというのとはちょっと違う。ただ、それゆえに非現実的でもある」
ゼゼラ「種苗放流なんてもうダメダメで、ちゃんと書けと言うのは、まあ当然。だって、『移入種を利用するとしても、在来種と接触しないように管理すべきだ。国内移動だって移入種だ』とかいう議論をしているところに、野外に単一魚種を大量放流なんて、あり得ない話なんだよね」
カワウ「生物多様性を理由にブラックバスを糾弾している全内漁連なんて種苗放流に依存してるわけだけど、生物多様性を言い出すとどうなるか、彼らわかってるのかな」
ゼゼラ「案外わかってて、それでスケープゴートを作ろうとしてるのかもね」