過去の日々更新目次トップ画面へ

2003.10.31

中央環境審議会・移入種対策小委員会中間報告まとめ

環境省の中央環境審議会・移入種対策小委員会の中間報告について、何がされようとしているのか、簡単にまとめてみました。

【新たな移入種持ち込みに関する規制】
・新たに移入種を持ち込む場合、持ち込もうとする人は生物多様性への影響などに関する基礎的情報を提出しなければならない。国は、影響を及ぼす可能性について専門家の意見を踏まえて評価・判定する。判定が終わるまで、当該種の持ち込みを規制する。
・悪影響を及ぼすか、及ぼす恐れがあると判定された種を利用する人は、在来種との接触が発生しないよう適正な管理をしなければならない。適正に管理するための施設・能力、利用状況を公的に確認する仕組みをつくる。
・移入種が野外に逃げた場合、その個体の利用・管理者に相応の責任を求めるという考え方を採る。

【既に定着した移入種に関する対策】
・すでに定着して問題を生じているか、その恐れがある移入種は、必要に応じて計画的に「防除」(完全駆除、封じ込め、生息数管理など)を実施できる仕組みを設ける。国や自治体は、地域の特性に応じて、防除実施計画を策定する。計画の策定にあたっては、関係行政機関、専門家、利害関係者等の合意形成を図る仕組みを整備する。
・移入種の状況を監視し、問題が生じた場合に早期の対応が採れるようにする。

【重点的に管理する地域の設置】
・生物多様性の観点から、特に移入種による影響を防ぐことが必要な地域は、別途、特別な管理ができる措置を講じる。(中間報告では触れられていないが、小委員会での資料では、知床や小笠原などを当該地域に例示)


ゼゼラ「ごく常識的で、妥当なことを言っているだけで、この枠組み自体にはあまり議論の余地はないと思います。問題となってくるのは、実際に制度を動かす際にどこで線引きをするか、つまりどこまでを許容して、どこからをダメとするのかということが1つ」
カワウ「そもそも濃度とかの数値で決められる話じゃないから、一体どうやって判定するのか」
ゼゼラ「一般的なイメージではブラックバスがどうのという話になりがちだけど、移入種なんてそこらじゅうで使ってるわけで、例えば生の釣りエサって結構ヤバくて、イソメ類、ミミズ、アカムシ、シラサエビ・・・と、朝鮮半島・中国方面からかなり運んできていて、しかも生きたまま野外にバラ撒いている。こういうものの扱いが、何をもって影響ありと判定するのかという基準の決め方によって、大きく変わることになるのだけど...」
カワウ「この制度を厳格に解釈すると、ホテイアオイを一般人に販売するなんてできないということにもなりそうだけど、本当にそこまでやるのか、その辺がさっぱり読めない」
ゼゼラ「あともう1つは、防除に関して、どのくらいの費用を投じられるかということ。どこまでやるつもりなのか、さっぱり不明」

2003.10.30

滋賀2区の共産党公認候補 バス釣りが趣味

30日付朝日新聞ネット版によると、11月9日投開票の衆議院議員選挙滋賀2区に共産党公認で立候補している新人・酒井紳一氏は、バス釣りを趣味にしているという。滋賀県立短期大学(現・滋賀県立大学)卒で、元農水省職員。滋賀2区にはこの他、自民前職・小西理氏、無所属新人・川島隆二氏、民主新人・田島一成氏が立候補している。

候補者の横顔(朝日新聞)
http://mytown.asahi.com/shiga/news02.asp?kiji=3441

バス釣り関連雑誌12月号

Basser
「特別企画 田辺哲男責任編集 死ぬなよ!バスフィッシャーマン。」 田辺哲男氏が編集長になって16ページを好きに使うという企画。バス釣りをめぐる様々な問題に関する内容にページの大半を割いている。
「バサー喫茶室 霞ヶ浦・北浦に魚を呼び戻そう! 常陸川水門「魚道」設置推進基金スタート。」
「“北の聖地”でバスフィッシングの理解は得られるか? 「八郎大好き、守ろうフェスティバル」レポート(後編)」

スポーツ&フィッシングニュース
「バス問題を考える 解決のプラン」 ゴミを拾う人、拾わない人/モラル欠如が招いたリリ禁/まず行動を起こすこと/解決のイメージ/行動指針
「琵琶湖漂流 〜カヌーアングラーが見つめてきた風景〜」 しじみ1匹、ヘドロ混じり…/ブラックバスはシジミを食べません!/シジミを生物指標とすべきではないでしょうか/配慮のない護岸工事が残念でなりません
「下野正希MyLureLife ブラックバスの釣り人の協力が」 沈没ヨット捜索のレポート

ロッド&リール ルアーマガジン
関連記事特になし

2003.10.27

ネット駆除派・ブラ汁氏 「岩魚殿はほっとこう、もう」

リリ禁ネットWEBフォーラムや西沢久夫滋賀県議公式ホームページ掲示板のコテハンとして有名なネット駆除派のブラ汁氏が27日、2chバス釣り板で「岩魚殿はほっとこう、もう。 たま出版にでも引き取ってもらえばいいじゃん」と発言した。

「【害魚】バス問題総本家・第十一章【外来魚】」の123(2chバス釣り板)
http://sports.2ch.net/test/read.cgi/bass/1066223956/123

2003.10.26

「ポストハーベスト・ロス」の観点から外来魚有効利用を政策提案 FB's Society 長野

10月20日、FB's Society 長野が長野県内水面漁場管理委員会宛に「『責任ある遊漁』と『責任ある内水面漁業』の協働をめざして」と題する政策提案書を提出した。外来魚拡散防止の強化、河川環境整備への遊漁者の人的・経済的協力と共に、「ポストハーベスト・ロス」(収穫後の損失)削減の観点から外来魚の有効利用を提案する内容。

政策提案書の要旨

<責任ある遊漁として>
◆外来魚拡散防止の強化策
○遊漁・漁業・行政関係者が参加した実効性の高い外来魚の生息域拡散防止策を検討する場の設置
○外来魚の拡散防止を図るため、拡散の事例・原因に関する情報を遊漁・漁業・行政関係者が共有する仕組みづくり
○外来魚拡散の事例・原因を広報し拡散防止に向けた啓蒙・啓発を図る

◆遊漁者の人的、経済的協力
○外来魚拡散防止と河川湖沼環境保全のための指導的役割を担う「釣り場環境リーダー」制度により、漁業権の設定されている水域に限らず、広く県内の河川湖沼を守るための人材育成の体制整備
○法定外目的税または特別徴収金として「釣り場環境保全協力金」を徴収し、「釣り場環境リーダー」育成、環境保全、外来魚拡散防止、漁業者による外来魚の生息抑制行為に伴う有効利用などに拠出

<責任ある内水面漁業として>
◆漁業者による外来魚排除行為の改善
○世界的合意事項であるポストハーベスト・ロス(収穫後の損失)削減の観点から、外来魚排除行為によって捕獲された外来魚の廃棄をやめ、食用利用もしくは県内の外来魚生息を容認する漁協の管理水域へ緊急収容するか、暫定的に県外の漁業権漁場へ生体移送する
○当該漁協の管理と責任のもとで緊急収容水域か他県の漁業権漁場へ生体移送できるように、「生体持ち出し禁止」の委員会指示を、生息抑制を目的とした排除の場合は除外するように変更する
○緊急収容水域に移送する場合、移送元・移送先の双方の漁協が、移送時に当該魚が逸出しないよう責任ある管理を行う
○緊急収容水域を管理する漁協は、当該魚を食料資源または釣魚資源として有効利用するとともに、持続的利用を図るために、他の魚族の資源量への影響を考慮しながら当該魚資源が現状レベルよりも低減しないように努力する
○緊急収容水域において、食料資源または釣魚資源としての利用が促進され周辺整備が十分整った時点で、さらに管理体制の強化を図り、その管理体制の持続性を確保するために漁業権魚種認定する

政策提案書の詳細・全文(FB's Society
http://www2.odn.ne.jp/future_of_bass/seisakuteian.html

ゼゼラ「環境系の市民団体などは、こうした具体的で包括的な政策提案をする傾向があります。長年の活動の中で、行政に対していかに影響を与えるか試行錯誤した結果、行き着いたわけです。で、釣り関係の団体は、こういうことをあまりしてこなかったように思うのですが、この現状ですから、断片的な意見だけを言うのではなくて、こうした方法を取り入れていくのは良いことだと思います」
カワウ「基本的に釣り関係の団体はおとなしすぎるから、こういうことをどんどんしましょう。まあ環境系の市民団体とかは運動をすること自体が目的だからこういうことをするのは当然で、釣り関係の団体は釣りがあくまで目的だからあまりしないということになるのかもしれないけど、市民参加の時代ですから、黙って待つのではなくてどんどん食い込んでいきましょう」

2003.10.25

ノーリリースありがとう券 大半が草津市民の食費に?

 県琵琶湖レジャー対策室は24日、ノーリリースありがとう券の9月末までの使用精算枚数を発表した。発行された3万枚のうち、9月末までに使用されたのは1万9043枚だった。

 もっとも使用枚数が多かったのは食料品を扱う「スーパーハズイ」(草津市)の4401枚(44万100円相当)、地元特産の農水作物等を扱う「グリーンプラザからすま」(草津市)の4279枚(42万7900円相当)、総合スーパーの「平和堂上笠店」(草津市)の3857枚(38万5700円相当)が続き、この上位3つだけで総使用枚数の66%に達した。上位3つはいずれも草津市内の食料品を中心に扱う店舗で、特に「スーパーハズイ」と「平和堂上笠店」は地元住民以外が使用するとは考えにくく、ノーリリースありがとう券の多くが草津市民の食費に使われたと見られる。

 この他、ガソリンスタンドの「藤本石油」(大津市)で1119枚(11万1900円相当)、琵琶湖大橋・近江大橋の回数通行券と引き換えた「琵琶湖大橋米プラザ2F案内所」(大津市)で791枚(7万9100円相当=琵琶湖大橋普通車400往復相当)が使われた。

ノーリリースありがとう券の使用期限が迫っています(自然保護課)
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2003/10/24/1024dg0001.pdf

ゼゼラ「草津市にプチ地域振興券?」
カワウ「草津市の景気がよくなるかも」

今週の外来魚回収量(10月7日〜10月20日)

10月7日〜10月13日 回収量(単週) 回収量(累計) 目標達成率 前週比
外来魚回収ボックス(設置数33)  394.1kg 5914.3kg 1.079 +0.030
外来魚回収いけす(設置数14) 40.6kg 1215.0kg
バスターズ 216.7kg 1682.2kg 1.020 +0.102

回収ボックス・いけすの魚種:個体数は大半がブルーギル。重量では約1/6がブラックバス。

【概況】バスターズが216.7kgの大量駆除。回収ボックスの回収量にも貢献か。

10月14日〜10月20日 回収量(単週) 回収量(累計) 目標達成率 前週比
外来魚回収ボックス(設置数33)  162.7kg 5914.3kg 1.071 -0.008
外来魚回収いけす(設置数14) 30.6kg 1215.0kg
バスターズ 43.7kg 1682.2kg 1.011 -0.009

回収ボックス・いけすの魚種:個体数は大半がブルーギル。重量では約1/3がブラックバス。

【概況】バスターズペースダウン。回収ボックスの回収量もペースダウン。

外来魚回収施設(回収ボックス・回収いけす)の利用状況について(自然保護課)
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2003/10/20/1020dg0001.pdf
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2003/10/24/1024dg0002.pdf
外来魚バスターズ駆除成果 2003(外来魚バスターズ)
http://gairaigyo-busters.jp/report/statistics/data2003.php

2003.10.23

岩魚本 BOOK・OFF Online Marketで650円

秋月岩魚・半沢裕子著「警告!ますます広がるブラックバス汚染」が21日、easyseekにBOOK・OFF Online Marketから早くも出品された。価格は650円。ちなみに清水國明氏はブックオフの「ヘビーユーザー」。

警告!ますます広がるブラックバス汚染(easyseek/BOOK・OFF Online Market)
http://www.easyseek.net/item/16100867/

2003.10.19

外来魚バスターズ 琵琶湖でフロリダバスとコクチバスを捕獲と掲載

 外来魚駆除グループの外来魚バスターズは16日、琵琶湖で駆除したブラックバスから、フロリダバスとコクチバスのDNAが検出されたとホームページに掲載した。

 掲載された内容によると、フロリダバスに関しては、「一見皆同じに見えるブラックバスに体高などのプロポーションが違うもの、また、駆除時の引きの強さから遊泳力の違うものがいる」ことから、大阪府立大学農学生命科学研究科生態保全学研究室の協力を得て独自に行ったとしている。

 コクチバスに関しては、8月7日、安曇川河口付近で駆除したもののなかにコクチバスの特徴を持つものがいたため、あわせてDNAを分析したところ、コクチバスであることが確認されたとしている。

 ブラックバスのDNA分析は、奈良県・池原ダムでのフロリダバスの生息実態を調査するために1996年から1997年にかけて捕獲したものを材料に行われたことがある(日本水産学会誌66(5)、pp.805-811(2000))。この時は、池原ダムの52個体、比較として八郎潟(秋田県)、霞ヶ浦(茨城県)、太田ヶ谷沼(埼玉県)、宇ノ気川(石川県)、琵琶湖(滋賀県)、西ノ湖(滋賀県)、室生ダム(奈良県)、津風呂ダム(奈良県)、船津川(三重県)、七色ダム(奈良県)、春日川(香川県)、多々良川(福岡県)、 瑞梅寺川(福岡県)の13ヵ所40個体(内、琵琶湖7個体、西ノ湖3個体)が分析された。その結果、池原ダムとその下流の七色ダムでフロリダバスが繁殖していることが明らかになったのに対し、他の水域で捕獲されたバスからはフロリダバス由来のDNAは検出されなかった。ただし、今回用いられた手法等は公表されていないため、比較可能なものかは不明である。

 また外来魚バスターズは、「琵琶湖のバスにフロリダバスの遺伝子が見出された意味は、琵琶湖にブラックバスの密放流が行われているという厳然たる事実を示すものです!!」としているが、今回分析した個体が大型のものであるとすると、それ自体を密放流するとなると相当の費用と労力を要することになり現実味に欠け、数年以上前に稚魚が放流されたか、琵琶湖のバスが最初から交雑個体であったと考えるのが妥当と思われる。コクチバスは既に北湖で捕獲事例があるため、その生き残りと考えるのが妥当と思われる。

外来魚バスターズ コクチバス・フロリダバス調査報告(外来魚バスターズ)
http://gairaigyo-busters.jp/report/analysis/DNA/2003-10/

2003.10.16

24日に県漁連がシンポジウム開催

24日に県漁連が「シンポジウム 魚が語る琵琶湖 なぜニゴロブナやホンモロコは激減したか」を開催する予定。

「シンポジウム 魚が語る琵琶湖 なぜニゴロブナやホンモロコは激減したか」(県漁連主催)
10月24日14:00〜 ピアザ淡海大会議室

基調講演
藤原公一氏(県水産試験場主任専門員)

自由討論
パネラー 田中克氏(京都大学フィールド科学研究センター長) 嘉田由紀子氏(京都精華大教授) 
総合司会 杉本敏隆氏(県漁連会長)

公開シンポジウム開催 "魚が語るびわ湖"(県漁連)
http://www.biwa.ne.jp/~gyoren/031024sympo.htm

ゼゼラ「金曜の昼間じゃ関係者しか行けない予感」

ノーリリースありがとう券事業検討会 本格実施に向け議論

7月から9月に施行実施されたノーリリースありがとう券の事業検討会が16日行われ、本格実施に向けた議論が交わされた。もっともこの検討会は今回を含めて2回のみの開催予定で、セレモニー色が濃いものと言える。16日付京都新聞ネット版によると、「釣り人が殺到し、日常業務に支障が出たこともあった。琵琶湖博物館など県の施設を活用すべき」「釣具店など子どもが券を使用できる協力店を増やすことが必要」といった意見が出たという。

事業検討会の委員(敬称略)
公募委員・宇尾数行、NPO法人地域通貨おうみ委員会理事長(実施委託先)・金澤恵美、旅館八景館社長(引換場所)・岸本登、近江母の郷文化センター所長(引換場所)・北村毅、財団法人淡海環境保全財団事務局長(実施委託先)・木下博司、アークロイヤルボートクラブ店長(引換場所)・田口頼崇、公募委員・中谷宝持、草津グリーンプラザからすま支配人(引換場所)・福谷政一、藤本石油琵琶湖大橋店マネージャー(引換場所)・藤本勝行、大中アグリの里コーディネーター(引換場所)・三日月雄介

引換所に釣り人殺到 ノーリリース券検討委が初会合(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2003oct/16/W20031016MWC3S000000072.html
第一回ノーリリースありがとう券事業検討会の開催について(自然保護課)
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2003/10/14/1014dg0001.pdf

過去の日々更新目次トップ画面へ