| 2003.6.30 |
朝日新聞リリ禁シンポ
シンポジウム「外来魚のリリース禁止−−琵琶湖ルールを考える」(朝日新聞社・朝日21関西スクエア主催、滋賀県後援)が29日、琵琶湖博物館で行われた。升秀夫氏の動物愛護論と、場数を踏んだ加藤誠司氏の発言によって、リリース禁止大賛成なシンポジウムにはならなかった。
主な発言
中井克樹氏「リリース禁止に反対する声への配慮が充分だったとは言えない」
升秀夫氏「条例で『殺す』と決めるのはどうか。外来を差別すると勘違いが起きかねない」
中井克樹氏「リリース禁止で駆除される量は相対的に少なくならざるをえない。漁労の方が効果は上がる。リリース禁止は啓発と考えれば、効果はある」
中井克樹氏「外来魚はせめて消費税率くらいまでは減らすべき」
近藤幸夫氏「朝日新聞はバスだけが悪いとは言っていないつもり」
中井克樹氏「バスは減少した在来魚に追い討ちをかけている。無視できない。(開発などとバスと)どちらの影響が大きいかはわからない」
もっと詳しい内容はFB'sあたりのレポートに期待してください。朝日新聞は、7日(?)の大阪本社版にまとめを載せるそうです。
野田知佑氏が清水國明氏を酷評
野田知佑氏は29日のシンポジウムで、「清水國明氏は良識がない。理論的でない。話にならない。大人の考え方ができない。バスだけいればいいと考えている。自分のことばかり考えている。もっと勉強してほしい」などと発言、清水氏を酷評した。
外来魚リリース禁止めぐり琵琶湖博物館で討論(朝日新聞)
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200306300016.html
「ブルーギル快談」 「釣り人ではない」で了
大津市のピアザ淡海で27日、「ブルーギル快談」が開かれた。対談の目的は、「『びわ湖の魚環境をよくする』ために、滋賀県当該担当水産課と関係者が和やかに、かつ真剣に対談するテーブルをスタートすること」とされ、樋上佳秀氏の主導で設定された。県側から小川義隆・水産課長、粟野圭一・水試場長ら、釣り関係者側からは樋上氏の他に藤田浩次・日釣振滋賀支部理事らが出席した。
釣り関係者側は、ブルーギルについて県の説明に納得したわけではないが、これ以上話しても結論が出ることはないだろうから「放流したのは釣り人ではない」ということで了とし、話し合いを次の段階に進めるということになった。「琵琶湖の魚環境を良くする会」という名称で継続する予定。
県の説明骨子
・琵琶湖のブルーギルは「セット放流」ではなく何らかの要因で侵入したものと思われる。
・県議会で発言したのは、「混入などのあり得ない分断されたところではセット放流ではないか」ということ。
・ブルーギルの数は、「だいたいの尾数」を数えたものなので、増えている場合もある。
・ブルーギルが回収時に減っているのは、網で擦れたり、エサがなかったり、イケチョウガイの幼生の寄生、夏の高水温で弱って死んだもの。
・網ナシ方式は最初の頃のみで、その時はブルーギルは90%以上が回収されている。
・二重の網の外側が破れたという記述はない。もしそうなら当然記述している。
・網が二重なのは、ブルーギルを逃がさないためではなく、イケチョウガイを食べる魚を防いだり、イケチョウガイを逃がさないようにするため。
・絶対に逃げていないとは言い切れない。ブルーギルは慎重に取り扱った。
・西ノ湖でブルーギルが発見されたのは昭和40年で、県が実験を始めたのは41年。ブルーギルはすでにいた。
ブルーギル増殖の理由は? 琵琶湖侵入原因は特定できず(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2003jun/27/W20030627MWC3S000000050.html
ブルーギル繁殖めぐり論議 滋賀県と釣り団体が会合(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2003jun/27/W20030627MWC3S100000108.html
今週の外来魚回収量(6月17日〜23日)
| 6月17日〜23日 | 回収量 | 前週回収量比 | 4月からの累計 |
| 外来魚回収ボックス(設置数33) | 272.0kg | △81.4kg | 2135.0kg |
| 外来魚回収いけす(設置数13) | 32.6kg | △6.0kg | 605.4kg |
| バスターズ | 99.9kg | △77.3kg | 695.7kg |
回収ボックス・いけすの魚種:個体数は大半がブルーギル。重量では約1/4がブラックバス。
外来魚回収施設(回収ボックス・回収いけす)の利用状況について(自然保護課)
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2003/6/26/0626dg0001.pdf
外来魚バスターズ駆除成果 2003(外来魚バスターズ)
http://gairaigyo-busters.jp/report/statistics/data2003.php
| 2003.6.26 |
中井克樹最新論文 「エコソフィア」に掲載
学術系雑誌「エコソフィア」(民族自然史研究会発行)の最新号(第11号)に、琵琶湖博物館・中井克樹氏の最新論文が掲載されている。8ページあり、中井氏の書いた文章としては長い部類で、その分内容は濃い。
掲載された論文の要旨
・他魚種の種苗への混入や水系づたいの自力拡散は、意図的な放流によって生息域が増加するにつれて想定されるようになってきたもので、生息域の増加に直結するのは私的な放流である。いまだに私的放流以外に説明のつかない拡大が続いている。
・滋賀県水産課が年間を通じてオオクチバスが魚類を捕食する量を推定したところ、その値は沿岸性魚類の漁獲量の3倍に達した。オオクチバスの隆盛と沿岸性在来魚の衰退との間に強い因果関係のあることは、高い確度で推測される。
・ブラックバスの社会的影響としてマナー問題がある。地元が求めているのは、心ある人たちの善行というよりは、不心得者を効果的に排除するシステムの確立である。
・「外来魚排除を進める琵琶湖で、その対象魚をいったん手にする遊びがバス釣りなのだから、それをみすみす逃がすのではなく、回収への協力ぐらいはしてくれてもいいのでは」という考え方は、公序良俗に沿ってごく自然に導かれる。「バス釣り人の常識がそれ以外の者にとって非常識に映りかねない」状況を、リリース禁止論者はまず知るべきである。
・日釣振の「六大要因」論には、データの恣意的な取捨選択や曲解、事実誤認、誘導的な論旨展開など数々の問題点が含まれている。2002年9月のシンポジウム席上で日釣振の高宮氏に指摘したが、データの初歩的な誤用は理解されていない。琵琶湖・淀川水質浄化共同実験センターの事例は、現在の琵琶湖の水質と湖岸の状況でも、外来魚を排除すれば小型魚種が回復する可能性を示唆している。
・ブラックバス擁護の論陣は、論理的・合理的な対応が不十分。詭弁を弄し、不当なレッテルを貼って相手方を貶め、これまで黙認・放置されてきた行為の制限にたいして過敏に反駁し、他者の無理解を嘆いていも、世論の支持は得られない。
コイを除外した注記消える
学術系雑誌「遺伝」2003年11月号で初出の、1994〜1995年に行われた水試調査データを重量でまとめたグラフがエコソフィアにも掲載された。ゼゼラノート2002.11.07で書いた通り、このグラフは実際には捕獲されたコイを除外して作成されている。このことは、「遺伝」では「大型コイ2個体は同時に捕獲したもので、他の個体と比較して抜きんでて大型(5000gと2500gで総重量の44%を占める)であるため,今回の分析から除外した」と注記されていたが、今回は注記はなかった。
琵琶湖でチャネルキャットフィッシュ捕獲 水試が発表
滋賀県水産試験場は26日、23日に今津町地先の琵琶湖でチャネルキャットフィッシュ(アメリカナマズ)と思われる魚が捕獲されたと発表した。それによると、捕獲されたのは全長71.5cm、体重5520gで、漁業者のエリにかかり、水産試験場に連絡があった。チャネルキャットフィッシュは2001年6月に西浅井町で1尾捕獲されているという。
琵琶湖における外来魚(チャネルキャットフィッシュ)の捕獲について(水産試験場)
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2003/6/26/0626gf3001.pdf(写真あり)
ゼゼラ「琵琶湖では過去にボラとクルメサヨリが捕獲されてるから、こういうことがあってもおかしくはないと思ってたけど」
カワウ「そのリンク先にある琵琶湖博物館主任学芸員・前畑政善氏のコメントもなかなかすごい。ボラは『恐らく誰かが海で釣ってきて放したのではないか』って。ボラを釣る人自体が滅多に見かけないのに、誰がわざわざそんなことするのやら」
ゼゼラ「ボラとクルメサヨリと言えば霞ヶ浦でしょう。で、霞ヶ浦と言えばチャネルキャットフィッシュなわけで」
カワウ「真面目な話、あり得る侵入ルートをきちんと調べるべきでしょう。移殖禁止規定とかを説明してる場合じゃないような」
生多研 長野県知事にリリース禁止を要望
生物多様性研究会ホームページによると、生物多様性研究会は8日、長野県知事・田中康夫氏に宛てた手紙を送付した。「可能なかぎり早く、漁場管理委員会指示でリリース禁止を再びお決めいただくか、もしくはもう一歩進んで、外来魚のリリースや密放流に対してより強い罰則を付していただくことをご検討いただけたらと考え、勝手ながら簡単なお手紙と資料一式をお送りさせていただくことにいたしました」などとする内容。またリリース禁止の意義について、「直接的な駆除効果にあるのではなく、まさにブラックバスという魚の自由な利用を制限したり、バス問題についての啓発にある」とし、駆除効果に否定的な見解を示している。
河口湖などのバス漁業権取り消しとリリース禁止を求め、山梨県知事に宛てて5月に提出した意見書も掲載されている。
長野県知事への手紙(生物多様性研究会)
http://www.ne.jp/asahi/iwana-club/smoc/report-a9.html
2004年度の山梨県漁業権魚種切り替えに対する意見(生物多様性研究会)
http://www.ne.jp/asahi/iwana-club/smoc/report-a8.html
ゼゼラ本情報
・現時点ではすでにあるところと、まだないところがあるらしい。
・bk1では既に24時間以内発送。eS!Booksでは近刊予定。
・三省堂書店神田本店で聞いた人によると―わざわざ聞いてくれるのがありがたい―、週末あたりと言われたとか。
・紀伊国屋書店ホームページで検索すると、NDC分類が「動物学―脊椎動物」というところになっている。(間違ってはないけど)
・ジュンク堂ホームページで検索すると、池袋店の在庫が15冊もあるらしい。(誰がそんなに買うのか?)
| 2003.6.25 |
朝日新聞リリ禁シンポ
人来るのか?
29日に予定されている「外来魚のリリース禁止―琵琶湖ルールを考える」(主催:朝日新聞・朝日21関西スクエア)は、申し込むと聴講券のハガキが届きます。通し番号とおぼしき数字があるのですが、先週末時点でまだ100に達していなかったらしい。会場の琵琶湖博物館ホールの定員は確か250とか300。ハガキは1枚で1人だとすると、あまり人は来ないということになるけれど、どうなるのでしょう。
「決着をつけたい」
主催の朝日新聞担当者は、「(リリース禁止問題に)決着をつけたい」と言ったらしい。
動物愛護
升秀夫氏が呼ばれたのは、リリース禁止条例と動物愛護保護法の関連に言及したことが理由らしい。
| 2003.6.23 |
「バスとギルの資源量変化を区別して考えることが必要」 中井克樹氏発言
(6月14日掲載分の続きです)
おまけ編です。琵琶湖生態系研究会は、委員の発言内容の概要が文書化されています。その中から一部抜粋。
中井氏も琵琶湖での駆除のやり方は疑問に思っているらしい
(生態系研究会第2回会合(2002年3月)にて)
中井(克樹)委員「外来魚の影響や増減を判断するのに漁獲データが使われるが、データを漠然と使うのでなく、北湖と南湖など地域ごとの漁獲量の解析や、CPUE(単位捕獲努力あたりの捕獲量)での評価などこれからでも集め始める必要性を感じる。さらに外来魚とひとくくりにするのでなく、オオクチバスとブルーギルの資源量変化を区別して考えることが必要だ。漁獲量で資源量を推定するなら混獲か積極的漁獲かも考慮しなければならない。また、沖合のアユ、ワカサギと沿岸のオオクチバス、ブルーギルなどの魚類やカワウ、人間の漁労活動の水質へのトップダウン効果も今後の研究課題だ。外来魚の生態系への影響は明らかなので、生態特性を利用した効果的な捕獲法、駆除法の研究が必要であり、これからは魚との知恵比べである」
アサザ同様ヨシもいろいろと微妙
(生態系研究会第3回会合(2002年6月)にて)
池淵座長「ヨシ刈りも状況によっては生物に影響があるようだ。見直す必要があるのでは?」
水産課「産業として質の良いアシを採ることは必要だが、水質浄化や環境保全事業の名目での無差別なヨシ刈りは問題がある。これまでいろいろなところで発言してきたが配慮されなかった」
中井委員「確かにヨシ刈りについては、もう一度考え直す時期にきていると思う」
議員立法・外来生物種規制法案の骨子案発表
民主党移入種対策WT(ワーキングチーム)の事務局長を務める参議院議員・谷博之氏(栃木県選挙区・2007年改選)のホームページによると、議員立法で提出が予定されている外来生物種規制法案の骨子案が18日に発表された。この法案作成は民主党NC(ネクストキャビネット)の了承を得て進められている。
この骨子案は、▽外来生物種の定義を「本来国内に存在しない生物の種」としていわゆる国内外来種を対象としない▽国内の生態系に支障を及ぼすものを「特定外来生物種」とし環境大臣の許可がなければ輸入できない▽国内で生息が確認されていない外来生物種を新たに輸入する場合はリスク評価書を添付して環境大臣に許可申請が必要▽都道府県知事による「特定外来生物種」防除計画の策定・実施――などとする内容。
谷博之国会活動 移入種(外来種)対策の法制化
http://www.tani-hiroyuki.com/inyushu.htm
「釣戦記」がamazon.co.jpユーズドストアで720円 リリ禁ネットステッカー付き
1月に出版された清水國明氏の「釣戦記」がamazon.co.jpのユーズドストアに出品されている。ほぼ新品の状態でリリ禁ネットのステッカーが付いて、売値は720円。
| 2003.6.22 |
リリース禁止条例基本計画パブコメ中
滋賀県が策定中の「(仮称)琵琶湖レジャー利用適正化基本計画(案)」に関するパブリックコメント募集が18日から行われている。この基本計画は、条例で策定が定められているもので、レジャー利用適正化審議会で審議が行われている。7月17日が締め切り。
注目点としては、「第5 施策展開の基本方向」で「リリース禁止規制などの規制は、全国的にも例のない取り組みであり、その効果や成果を科学的かつ確実に把握し、今後の施策を立案するための調査を行います」と威勢のいいことを書いているにもかかわらず、「効果測定の具体例」として、「釣り人により回収ボックス等に入れられた外来魚の量」をあげるにとどまっている点があげられる。
ゼゼラ「ということなので、擁護派の皆様は次のような感じのを送ると、県担当者はたぶん困ります」
カワウ「おそらく、『科学的かつ確実に効果や成果が把握できる具体的な方法については、今後さらに検討いたします』という感じの回答になるだろうね」
ゼゼラ「この部分に限らず、議会での決議、議会答弁、審議会での議論などを引用して書くと、有意義なパブコメになりますので、そういうふうに書きましょう」
「第5 施策展開の基本方向」で「リリース禁止規制などの規制は、全国的にも例のない取り組みであり、その効果や成果を科学的かつ確実に把握し、今後の施策を立案するための調査を行います」と書いているにもかかわらず、「効果測定の具体例」として、「釣り人により回収ボックス等に入れられた外来魚の量」をあげるにとどまっているのは不十分ではないのか。「釣り人により回収ボックス等に入れられた外来魚の量」のどのあたりが「科学的かつ確実に」効果や成果を把握する方法なのか理解しかねる。県議会で本条例が可決されるにあたり、「知事は条例の施行後3年をめどに、新たな科学的知見などを基に、負荷をさらに低減するため、必要な見直しを講ずるものとする」との付帯決議がなされている。この付帯決議の趣旨を踏まえれば、外来魚生息量、リリース禁止を始めとする様々な取り組みによる生息量への影響などを継続的に把握するといったことを行うことが求められているのではないか。
(コピペ送信可)
「(仮称)琵琶湖レジャー利用適正化基本計画(案)に対する意見・情報の募集について」(琵琶湖レジャー対策室)
http://www.pref.shiga.jp/public/leisure/
| 2003.6.19 |
今週の外来魚回収量(6月10日〜16日)
| 6月3日〜9日 | 回収量 | 前週回収量比 | 4月からの累計 |
| 外来魚回収ボックス(設置数33) | 190.6kg | ▼9.4kg | 1863.3kg |
| 外来魚回収いけす(設置数13) | 26.6kg | ▼2.3kg | 572.8kg |
| バスターズ | 22.6kg | ▼18.6kg | 595.8kg |
回収ボックス・いけすの魚種:個体数は大半がブルーギル。重量では約1/5がブラックバス。
外来魚回収施設(回収ボックス・回収いけす)の利用状況について(自然保護課)
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2003/6/18/0618dg0001.pdf
外来魚バスターズ駆除成果 2003(外来魚バスターズ)
http://gairaigyo-busters.jp/report/statistics/data2003.php
魚類学会の河口湖バス漁業権打ち切り要望書
日本魚類学会が6月12日付で山梨県知事宛に提出した要望書全文を魚類学会ホームページに掲載されている。河口湖などのオオクチバスが漁業権対象魚種となっている湖沼の漁業権免許更新について、「オオクチバスに対する漁業権免許の適否が慎重に検討されることを強く要望します」としている。
2003年度内水面漁業権免許切り替えに関する要望書(日本魚類学会)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/isj/htmls/030612-1.html
| 2003.6.17 |
愛知県・入鹿池にニゴロブナ密放流?
雑誌「BEPAL」7月号掲載の月刊雑魚釣りニュースによると、愛知県・入鹿池にニゴロブナが生息している。ニゴロブナはフナ寿司の原料となる魚で、本来琵琶湖だけに棲息する琵琶湖固有種。入鹿池に生息する理由について月刊雑魚釣りニュースは、ヘラブナなどの放流への混入をあげている。
ゼゼラ「ホンモロコとかだったら今さら驚かないのですが、ニゴロブナというのは琵琶湖固有種の中でもあまり拡散していない魚で、そこがサプライズです」
リリース禁止の影響で志賀町停電
Yahoo!ニュース共同通信によると、湖西の志賀町で17日、鳥が運んだと見られる40cmのブラックバスが電線に引っ掛かってショートし、200戸が1時間停電した。関西電力滋賀支店は「捨てられていた魚を鳥がくわえて運んだ可能性が濃厚」とみているという。
ブラックバスが電線に 再放流禁止の琵琶湖で停電(Yahoo!ニュース共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030617-00000117-kyodo-soci
| 2003.6.16 |
生物多様性研究会の活動が活発化 「本丸」河口湖に照準
1999〜2001年の再現か?
沈滞化していた生物多様性研究会(生多研、秋月岩魚会長)の活動が活発化する兆しを見せている。山梨県知事への要望書提出、釣魚議員連盟所属議員に質問状を送付などを行っている。生多研のこうした具体的活動は、1999〜2001年頃に活発だったが、最近は行われていなかった。これが意味することは果たして?
「山梨県全域でのリリ禁を」 秋月岩魚氏ら要望書提出
リリ禁ネットによると、秋月岩魚氏ら3名はこのほど、▽河口湖、山中湖、西湖におけるオオクチバスの漁業権魚種認定更新をしないこと▽河口湖、山中湖、西湖以外の湖沼におけるオオクチバスの漁業権魚種認定をしないこと▽県条例でブラックバスのリリース禁止、持ち出し禁止、持込禁止にすること――を求める意見書を山梨県知事宛に提出した。また、魚類学会、生態系保護協会からも同様の意見書を県知事宛に出すという意向が伝えられているとしている。
これに対して河口湖漁協はブラックバスの魚種認定免許更新の確認をするとともに、河口湖町、勝山村、足和田村、JB、NBCなどから魚種認定免許更新の要望提出を依頼したという。
リリ禁ネットでは、「これを無視、黙殺する戦術が、多くの禍根を残す結果になると、僕たちは全国のリリ禁騒動で学んできました。それ以上の、何倍もの熱意と分量の、バスを擁護する情報を行政担当者のもとに届けなければ、世論の多くが害魚駆除に傾いてるかのような風評が広まってしまうのです。ただちに、すべての釣戦者、バスフィッシングを愛する人たちは、山梨県知事に対し、聖域を守るお願いのメールを送付してください」として、山梨県知事へのメール送信を呼びかけている。
山梨県知事へのメール送付のお願い(リリ禁ネット)
http://www.ririkin.net/oshirase.html
釣魚議員連盟所属議員へ質問状
また生多研ホームページによると、生多研は4月21日、釣魚議員連盟所属議員48名に対し、ブラックバス問題に関する基本認識を確認することを目的とした質問状を送付した。回答したのは、具体的な質問項目には答えずに「関係者の方々のご意見等に真摯に耳を傾けながら、適切に対応して参りたいと考えております」とした亀井善之農林水産大臣と、生多研の方針に全面賛同する回答を寄せた1名の合わせて2名だけだったという。生多研は「釣魚議員連盟が釣の愛好家の団体ではなく、ますますもってある利益集団のための圧力団体的な性格を帯びて来たように感じます」としている。
釣魚議員連盟に質問状を送りました(生物多様性研究会)
http://www.ne.jp/asahi/iwana-club/smoc/report-a7.html
リリ禁ネット http://www.ririkin.net/
生物多様性研究会 http://www.ne.jp/asahi/iwana-club/smoc/bio-home.html
水産庁「外来魚問題に関する懇談会」の中間報告詳細
11日に発表された水産庁「外来魚問題に関する懇談会」の中間報告詳細が水産庁ホームページに掲載されている。
ブラックバス等外来魚問題に関する関係者の取り組みについて
――――「外来魚問題に関する懇談会」の中間報告――――
http://www.jfa.maff.go.jp/release/15.06.12.3.html