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2003.1.15

リリ禁と外来魚駆除に5億900万円 県来年度予算の当初要求額

15日付朝日新聞滋賀面によると、滋賀県は14日、03年度当初予算の各部局からの見積もり要求額を発表した。リリース禁止条例・外来魚駆除関連では、再放流を禁止する外来魚の回収施設・拠点の設置や監視、啓発などが1億1500万円、捕獲駆除や釣り大会などのよる外来魚ゼロ作戦が3億9400万円となっている。

県03年度当初予算要求額発表(朝日新聞)
http://mytown.asahi.com/shiga/news02.asp?kiji=2567

思考停止宣言!? バスターズ岩崎魚成氏があきたNN掲示板に出没

ゼゼラ「日々更新もゼゼラ×カワウのスタイルでやってみます」
カワウ「あきたNN掲示板での魚成氏の今回の書き込みはこれ」

本年もどうぞよろしく 投稿者:魚成@外来魚バスターズ  投稿日: 1月15日(水)02時14分21秒

菅原さん、秋田県の皆様、本年もどうぞよろしくお願い致します。私共は昨年関西琵琶湖で1.1トンを超える外来魚(バス・ギル)を釣り上げ駆除しました。今年は2トンを駆除する計画です。秋田における駆除活動の更なる前進をお祈りしています。

琵琶湖では4月より、外来魚再放流を禁止する条例が施行されます。これは昨年9月に滋賀県議会において全会一致で可決された物です。今や外来魚問題の是非を問う時代では有りません。如何に駆除するかが、今後の我が国の問題と言えます。秋田の皆様におかれましては一度私達のHPにもお立寄り下さいませ。(但しバス問題の是非を問う議論は終了していますので、蒸し返しの議論はお断り致します。)

あきたNN掲示板 http://6812.teacup.com/tokuzo/bbs

ゼゼラ「1年程前から彼らが言ってることだけど、議論の段階は終わったのだということ」
カワウ「でもこれって、要するに理由はともかく駆除するんですと、思考停止しますって言ってるようなものだよね」
ゼゼラ「議論ばかりで何もしないというのは正しくないにしても、駆除した結果に基づくフィードバックまで否定してる感じがする」
カワウ「本当に議論の段階は終わったと言えるの?」
ゼゼラ「最近の2ch野生生物板での外来魚議論の展開は、これまでの外来魚議論ではほとんどなされなかった内容だし、まだまだこれからだと思う」
カワウ「良識ある駆除派の人たちは、彼らに対しておかしいとハッキリ言ってあげてほしいね」

2003.1.13

「波立つ琵琶湖 外来魚再放流禁止 4月から条例施行」(中日新聞)

 13日付中日新聞朝刊社会面のトップ。見出しは「波立つ琵琶湖 外来魚再放流禁止 4月から条例施行/釣り人反発『行かぬ』/滋賀県 全国初に意気込むが…」。

 記事の要約
県は釣り人の抵抗感を薄めようと必死だが、決め手を欠いたまま本番に突入しそう。リリース禁止に反対して訴訟を起こし、ホームページを開設した清水国明氏。日本釣振興会も強硬に反対して知事の面会を拒否。反対派の多くは「在来種の減少とブラックバス増加との相関に根拠が乏しい」と強調するが、県は「負の相関にあるのは明らか」と議論は平行線。アンケートでは釣り人の7割以上が条例施行後に来ないと回答。トーナメントも4月以降開催見合わせ。関係業界には死活問題。いけす設置を考える釣り船店も。加藤誠司氏は駆除の必要性を認める一方で「『禁止』という言葉を使わないでほしかった。釣り人の心情を大事にすれば、協力も得られるのに」。違反立証の難しさから罰則は見合わせ。地元環境団体は「手ぬるい」と効果を疑問視。県も外来魚がどれだけ減るか「予測はつかない」。水産庁の懇談会は議論紛糾で結論取りまとめが遅れている。

 記事に掲載のコメント
名古屋大の広瀬幸雄教授(環境心理学)の話 再放流は本来、釣り人の自由意志。ごみのポイ捨てのように完全に悪いという社会的合意がない現状では、禁止への反発は大きい。条例は議論を深める出発点にすべきだ。

広瀬幸雄氏(名古屋大学文学部心理学教室)
http://www.lit.nagoya-u.ac.jp/~sinri/hirose.html

2003.1.11

「「生物学者=合理的」「反対派=感情的」なのだろうか?」

 京都大学大学院文学研究科の博士後期課程で現代生物学史を研究領域にしている瀬戸口明久氏が興味深い文章を書いています。

和歌山県におけるタイワンザル問題について 「生物学者=合理的」「反対派=感情的」なのだろうか?
http://ha3.seikyou.ne.jp/home/setoguchi/pap_0203.html

 生物学者ばかりが「専門家」として登場するけれども果たして彼ら「専門家」の言う事は正しいのかという話。タイワンザルを例に移入種問題を論じているので、外来魚問題でも参考になると思います。瀬戸口氏のホームページには、保全生物学や生物多様性についての文章もありますが、こちらは予備知識がないと理解するのが難しいかと思います。

瀬戸口明久氏のホームページ
http://ha3.seikyou.ne.jp/home/setoguchi/index.html

新コーナー「ゼゼラとカワウの白石会談」

 新コーナーを始めます。この日々更新枠ではニュース性のあるネタでないとやりにくいので前々から考えてはいたのですが、最近ニュースも乏しくなり余裕が出てきたのと、ゼゼラの考えをまとめろという要望が出たりしたので、始めてみることにしました。

 テーマとなる疑問について、ゼゼラとカワウが対談するという形式です。カワウに特に意味があるわけではなくて、対談形式にすると文章を書くのが楽なのでそうしてみました。ネタが切れるまで続きます。

 第1回の疑問は、「琵琶湖の漁業は固有生態系と共存していると聞きましたが本当ですか」です。

ゼゼラとカワウの白石会談
http://zezera.tripod.co.jp/qanda/qanda1.html

2003.1.10

「1万人の「琵琶湖を守る3つの誓い」 全国から募集 10年後に開封」

10日付京都新聞(ネット版)によると、県はリリース禁止条例の施行に合わせて琵琶湖を守るための3つの誓いを全国から募集し、タイムカプセル化して10年間保存する。FAXやメールで1万人を目標に募集、「ごみは持ち帰る」「環境に配慮した釣り具を使う」といったものを想定しているという。

「1万人の「琵琶湖を守る3つの誓い」 全国から募集 10年後に開封」(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2003jan/10/W20030110MWC3S000000049.html

2003.1.9

県主催駆除釣り大会vsJBワールド琵琶湖戦

 7日付毎日新聞滋賀面によると、県は3月22日と23日の2日間、駆除釣り大会「アクション2003琵琶湖・魚・人」(仮称)を予定している。この日程は、琵琶湖で開催予定のJBワールドシリーズ第1戦の日程(3月21日〜23日)と重なる。

「協力者に対する優遇措置を検討 外来魚のリリース禁止で県 /滋賀」(Yahoo!ニュース 毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030107-00000007-mai-l25

「泊まりで駆除に来てください」 1月6日知事定例記者会見の詳細

 県庁ホームページの「インターネットTVしが」に、1月6日付の知事定例記者会見の動画がアップされています。5分50秒から10分40秒までが、駆除の対価として地域通貨を発行する話題です。これを聞く限りでは、「どこが協力していただけるか」という話が出てくるので、県予算から支出して実質的な買い取りを行なうのではなく、協力店舗での割引クーポン券のような形態を想定しているようです。

 また、3月に予定している県主催の駆除大会は、参加者に県内で1泊してもらうことを前提に2日間の日程にするのだそうです。

県ホームページ インターネットTVしが
http://www.pref.shiga.jp/bb/

2003.1.7

協力サービス券など導入へ向け県庁内に検討会設置

 京都新聞(ネット版)によると、滋賀県は先月末に庁内に検討会を設置し、リリース禁止の実効性を高めるために協力サービス券や地域通貨を導入する検討を始めた。2月末までに報告書をまとめるという。

 また、びわこ放送(ネット版)によると、国松知事は6日の記者会見で、「例えば地域通貨的なものを発行し、釣った外来魚の量に応じて通貨を渡し、ガソリン代や橋の通行料などに活用してもらうことも1つの手段」などと述べ、3月に予定している県主催の駆除釣り大会での導入に向けて検討していることを明らかにした。

「「協力サービス券」導入検討 滋賀 レジャー条例定着へ」(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2003jan/06/W20030106MWA1S100000069.html

【ゼゼラコメント】限りなく現金に近いものにして実質的に釣り人からも買い取るようにすれば、駆除釣りに来る人は増えるでしょう。外来魚バスターズは昨年1年間で1トンを駆除したそうですが、350円/kgとすると35万円。小遣い稼ぎにやる人がでてきそうです。実際には、もう3月まで時間もあまりないので、せいぜい2割引の使い勝手の悪いクーポンあたりが落ち着きどころでしょうか。

2003.1.6

スポーツ&フィッシングニュース2月号

萱間氏から送っていただきました。

「清水國明をドンキホーテにするな!2 リリ禁訴訟の解説」(萱間修氏) リリ禁ネットに掲載されている萱間氏の文章に手を加えたものです
「下野正希 My Lure Life Vol.38「清水さんは本物だった」」(下野正希氏) こっちの方がストレートに書いていて面白いです。「この県を動かす人たちは、農業・漁業・土木業の人たちからの代表で成り立ち続けているのを忘れていた」「(「自然を守ろう」が休日の趣味の人たちは)ジェットスキーの走り回った直後の水面の水を採取して県知事室には持っていくが、漁港の水は採取しては持っては行かない」などなど。清水氏は、ブームに乗ってバス釣りを利用しようとした人ではなくて、本物のバス釣り好きのオヤジなのだそうです。

琵琶湖の水位操作を見直しへ 国交省(1.3)

3日付毎日新聞によると、国土交通省近畿地方整備局は、琵琶湖の水位を生態系に配慮した操作方法に見直す方針を固めた。

【ゼゼラコメント】現状の水位操作をどこまで変更するのか、どう変えるとどんな変化が起きるのか、といったことが注目点になります。水利用や治水の考え方を変えなければあまり変わらないような気がするのですが。

琵琶湖:季節に応じ水位操作法見直しへ 生態系に配慮(毎日新聞)
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200301/03/20030103k0000m040091001c.html

2003.1.5

Webから申し込める雑誌記事郵送複写サービス開始 国会図書館

 国立国会図書館は7日から、Web上で申込みができる雑誌記事の郵送複写サービスを開始します。これにより、学術系を中心とした雑誌に掲載の論文などを誰でも容易に入手できるようになります。

 外来魚問題に関する情報は、学術系雑誌に掲載された論文であることが多々あります。しかし、学術系雑誌は、国会図書館や都道府県立の図書館には所蔵されていますが、身近な市町村立の図書館には所蔵されていない場合がほとんどです。購入するにしても、学術系雑誌を置いている書店は少なく、バックナンバーともなればなおさら でした(しかも買うのを躊躇する値段だったりする)。市町村立の図書館で申込み、国会図書館所蔵の雑誌のコピーを取り寄せるといったことも一応は可能でしたが、基本的に面倒なことでした。

 これに対して大学や研究所の図書館では、学術系雑誌を多く所蔵しており、自館に所蔵のない雑誌に掲載された論文のコピーを取り寄せるための大学・研究所図書館間のネットワークも整備されていました。しかし、大学や研究所の図書館は、一般利用 ができなかったり制限があるのが通常で、利用できても場所が身近ではなく、学術系の情報に関しては大学や研究所にいる人と一般人との間で大きな情報格差がありました。

 今回開始されるサービスは、利用者登録(無料の郵送による手続き)をした上で、Web上でタイトル名や著者名をキーワードに(例えば「中井克樹」や「細谷和海」で)検索して雑誌記事を特定し申し込むと、その記事のコピーが自宅に郵送されるというものです。これはこれまでの常識を超越した便利さです。やっぱり21世紀は20世紀とは違います。費用も複写料金(B4までが1枚24円、A3が1枚48円)、送料、梱包量、消費税の合計のみで気軽に利用できます。便利すぎて国会図書館に異常に負荷がかかりそうなのが気がかりなところなのですが。

国立国会図書館 http://www.ndl.go.jp/

郵送複写サービスについて(登録利用者制度のご案内)
http://www.ndl.go.jp/jp/information/guide.html

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