砂じんあらし時々ゼゼラノート

外来魚問題を観察するページ

ゼゼラ本
「ブラックバスがいじめられるホントの理由」 著者割増で購入可能 |eS!Books国明創研JBOOKbk1amazon.co.jpe-hon楽天ブックス|【瀬能書評佐藤書評

情報・意見・怪文書などは、送信フォームinfo@zezera.com、FAX020-4669-4534までどうぞ。
ゼゼラとカワウの白石会談 外来魚問題の本当のところがよくわかるかも 番外・岩魚本第2弾「警告!ますます広がるブラックバス汚染」を読む
ギョバカン研究会 内水面漁場管理委員会について
パブコメについて本音で語ろう 基本方針パブコメ記念
県議会関連目次 県議会での議事要旨など
意見書など 条例制定過程での各意見書
イベント記録 関連するイベントの要旨など
資料集 他にはなさそうな資料
過去の日々更新 過去に掲載したもの
ダイオキシン 神話は終焉? 番外編
ゼゼラノートのコンセプト&作り方
2005.3.3

10万件突破で日本新記録達成 特定外来生物選定パブコメ

 3日付毎日新聞ネット版によると、特定外来生物の選定に関するパブリックコメントで、2日の締切までに約10万1000件の意見が寄せられた。

 総務省が把握する99年4月以降では、閣議決定に基づく規制の設定などについてのパブリックコメントとしては最高で、各省庁が独自に実施したものを含めると2番目の多さ。

 3日付読売新聞ネット版によると、寄せられた意見の大部分がオオクチバス指定反対の意見だった。

ブラックバス:特定外来生物の選定 意見募集10万件突破(毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20050304k0000m040030000c.html
外来種規制に反対意見殺到、大半がオオクチバス関係(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050303it12.htm

ゼゼラ「ブラックバスをどう扱うかということよりもどう考えたって社会的に重要なパブコメでは10件単位の意見しか来なかったりするのに、なんでブラックバスはこんなに盛り上がるのかというのは常々不思議」

2005.3.1

FAX増設 特定外来生物選定パブコメ

 環境省は、特定外来生物の選定に関するパブリックコメントの意見受付用FAXを増設すると発表した。増設されるのは、「03−3581−7090」と「03−3508−9278」の2回線。

 また、2日にFAXの混雑により送信ができなかった場合は、その分を郵送(3日の消印有効)で受け付けるという。その場合は「FAXのエラーメッセージ(FAXから出てくる送信できなかった事を知らせるペーパー)」を添えるということになっているが、そういうのは印刷されないFAXもたくさんあるのではないかと。

特定外来生物等の選定に係る意見の募集(パブリックコメント)に関するFAX回線を増加しました(環境省)
http://www.env.go.jp/nature/intro/fax.html

2005.2.20

お知らせ

ゼゼラノートは、2月20日をもって、更新をやめる...わけではありませんが、これまで一定程度確保してきた情報の網羅性と速報性のレベルを下げることになりました。今後は、個人的趣向に沿って気まぐれに更新することになります。これに伴い、サイト名を「ゼゼラノート」から「砂じんあらし時々ゼゼラノート」とし、「琵琶湖リリース禁止条例についての情報の集積ページ」としていたのを「外来魚問題を観察するページ」とします。

2005.2.19

原告側が控訴 リリース禁止条例訴訟

18日付京都新聞によると、1審で原告側が全面敗訴したリリース禁止訴訟・外来魚駆除補助金差止住民訴訟で、原告の浅野大和氏が18日、判決を不服として控訴した。清水國明氏は原告から外れた。

原告側が控訴 琵琶湖 外来魚訴訟(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005021800103&genre=D1&area=S00

滋賀県が意見提出 特定外来生物指定パブコメ

滋賀県は18日、特定外来生物指定に関するパブリックコメントに意見を提出したと発表した。オオクチバス、コクチバス、ブルーギルの3種について、指定に賛成するという内容。

外来生物法に基づく特定外来生物の選定についての滋賀県の意見(滋賀県)
http://www.pref.shiga.jp/d/shizenhogo/tokutei_gairai/
外来生物法に基づく特定外来生物の選定にかかる意見の提出について(自然環境保全課、水産課)
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2005/2/18/0218dg0001.pdf

2005.2.18

根がかりマップ作成事業が没 滋賀県17年度当初予算案

滋賀県の平成17年度当初予算案が公表された。外来魚関連では、見積要求段階で320万円が計上されていた琵琶湖根がかりマップ作成事業が、琵琶湖根がかり防止情報広報事業と名前を変え100万円となるなど、自然環境保全課分の予算の一部が見積要求段階よりも削減された。水産課分で削減はなかった。

琵琶湖レジャー利用適正化推進事業 見積要求 当初予算案
[プレジャーボートの航行規制]
指導監視、騒音調査など
1544万円 1404万円
[環境対策型エンジンへの転換]
エンジン転換の情報提供、助成、調査
558万円 512万円
[外来魚回収ボックス等の設置および回収] 1029万円 1029万円
[ノーリリースありがとう券事業] 676万円 676万円
[琵琶湖根がかりマップ作成事業] 320万円
[琵琶湖根がかり防止情報広報事業] 100万円
合計 4346万円 3940万円
新琵琶湖ルールづくり事業
条例見直しも視野に新たなルール作りの検討
800万円 670万円

平成17年度当初予算案の概要(滋賀県)
http://www.pref.shiga.jp/yosan/yosan17/

ゼゼラ「削られそうな雰囲気が漂っていた根がかりマップは、やっぱり削られてしまいました」

2005.2.17

「魔魚狩り」がbk1デイリーランキングで1位

 水口憲哉氏の著書「魔魚狩り ブラックバスはなぜ殺されるのか」(フライの雑誌社)が、オンライン書店bk1のデイリーランキングで15日と16日の2日間連続1位となった。

 16日のデイリーランキングは、1位「魔魚狩り」(水口憲哉著)、2位「これだけは知っておきたい個人情報保護」(岡村久道著・鈴木正朝著)、3位「夜光曲」(田中芳樹著)、4位「ツバサ 豪華版9」(CLAMP)、5位「問題な日本語」(北原保雄編)、6位「税金バンザイ!」(小堺桂悦郎)、7位「となり町戦争」(三崎亜記著)、8位「LOVELESS 限定版5」(高河ゆん)、9位「ふしぎな図書館」(村上春樹文・佐々木マキ絵)、10位「ネコソギラジカル 上 十三階段」(西尾維新著)となっている。

bk1  http://www.bk1.co.jp/
(今なら「魔魚狩り」が1位のデイリーランキングが見られる)

魔魚狩り ブラックバスはなぜ殺されるのか(フライの雑誌社)
魔魚狩り ブラックバスはなぜ殺されるのか(bk1)

滋賀県自民議員がオオクチバスの特定外来生物指定を要請

14日付京都新聞によると、自民党の宇野治衆院議員(比例近畿(滋賀3区))、辻村克・滋賀県議会議員、佐野高典・滋賀県議会議員が14日、小池百合子環境大臣に面会し、オオクチバスを特定外来生物に指定するよう求めた。

オオクチバスの「特定外来生物」指定 滋賀県議ら環境相に要請(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005021400198&genre=H1&area=S00

1月の外来魚回収施設利用状況 前年度合計回収量を超える

 滋賀県自然環境保全課琵琶湖レジャー対策室は4日、1月の釣り人向け外来魚回収施設利用状況を発表。外来魚回収ボックス(設置数38)は784.1kg(4月からの累計8860.2kg)、外来魚回収いけす(設置数20)は50.8kg(4月からの累計1286.6kg)、合計で834.9kg(4月からの累計10146.8kg)。回収重量のほとんどがブラックバス。12月の回収量は昨年同期比2.36倍となった。

 昨年度の合計回収量は9614.2kgで、1月の時点でこれを超えたことになる。

外来魚回収施設(回収ボックス・回収いけす)の利用状況について(自然環境保全課)
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2005/2/4/0204dg0001.pdf

2005.2.8

リリース禁止訴訟1審判決 原告全面敗訴

 2002年秋に提訴されたリリース禁止訴訟・外来魚駆除補助金差止住民訴訟の1審判決が7日午後、大津地方裁判所であり、原告側は全面的に敗訴した。

 判決は、「個人のレジャー活動という私的領域に関する事柄一般について、憲法13条の基本的人権として保障される場合があり、魚釣りを楽しむことがこれに含まれると解する余地があるとしても、それ以上に、特定の公共用物において特定の魚類を採捕して放流するということまでをも含むものではないし、また、同様に原告らの主張する憲法19条及び20条によって保障される具体的な権利又は法的利益であるということもできず、原告らの主張する不安や危険は、事実上の影響にすぎず、法律上のそれであるとは認められない」などとして、条例に従う義務がないことの確認や条例の取り消しなどを求めた部分について却下した。

 また、10万円の損害賠償を求めた部分については、「地方公共団体が制定する条例において、その地域に存し、一般公衆の共同使用に供されてる自然公用のレジャー利用に関し、自然環境等を保全するため、当該地方公共団体が行う施策として、いかなる基本方針や規制、措置等を定めるかという事柄は、当該自然環境等の変化の状況、保全の必要性やその程度、当該地方公共団体の諸施策との関係、利用者の動向、国などの環境政策の情勢等を総合的に考慮して決定される極めて専門的、政策的な事柄であり、被告の合理的な裁量判断に委ねられているというべきである」とした上で、被告滋賀県側の主張を全面的に採用し、請求を棄却した。

 同時に判決があった外来魚駆除補助金に関する住民訴訟も、原告の請求を却下・棄却した。

リリース禁止訴訟(オオクチバス再放流禁止義務不存在確認等請求事件)判決文

再放流禁止条例は適法 大津地裁「県条例に合理性」 琵琶湖外来魚訴訟(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005020700224&genre=D1&area=S00
釣り愛好者がっくり 琵琶湖外来魚めぐる訴訟で大津地裁(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/00/sga/20050208/lcl_____sga_____000.shtml

2005.2.5

月曜日にリリース禁止訴訟1審判決

 2002年秋に提訴されたリリース禁止訴訟・外来魚駆除補助金差止住民訴訟の1審判決が、7日午後に大津地方裁判所(JR大津駅南口徒歩3分)で予定されている。当日は、13時に原告関係者が到着する場面の撮影が行われる予定で、釣り人の参加が呼びかけられている。

 刑事事件ではないので、判決では主文のみ、つまり、「原告の請求をいずれも棄却する。訴訟費用は原告の負担とする」といった部分のみ(棄却かどうかはわかりませんが)が読み上げられることになり、理由は読まれないと思われる。

 また、リリース禁止訴訟は、4月施行の改正行政事件訴訟法で活用を図ることとなった実質的当事者訴訟として行われており、その点でも注目される。

「根拠」と「効果」主張対立 琵琶湖・外来魚訴訟、7日判決(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005020500092&genre=D1&area=S00

2005.2.4

早くも珍事!? 環境省がパブコメ募集要項を1日で修正

環境省は4日、前日に公表した特定外来生物の選定に関するパブリックコメントの募集要項を修正した。平日9時から21時までに限っていたFAXの受信時間制限がなくなり、「1名につき1回」としていた意見提出回数の制限、同一意見への複数人署名の制限なども削除された。

注意点変更される(爆釣ch
http://www.bakucho.co.jp/toku/day041.html

カワウ「『今回は何が起こるでしょう』と昨日言ったばかりなのに、早くも珍事件が起きてしまいました」
ゼゼラ「1日でやめるなら最初からやめとけばよかったのにね」

2005.2.3

水口憲哉氏著書「魔魚狩り ブラックバスはなぜ殺されるのか」

水口憲哉氏(東京海洋大教授)の著書「魔魚狩り ブラックバスはなぜ殺されるのか」が15日にフライの雑誌社から発売される。フライの雑誌での連載に、書き下ろしを加えた内容。フライの雑誌社のサイトやオンライン書店・bk1では予約が始まっている。

魔魚狩り ブラックバスはなぜ殺されるのか(フライの雑誌社)
魔魚狩り ブラックバスはなぜ殺されるのか(bk1)

特定外来生物の選定に関するパブコメを募集開始

 環境省は3日、特定外来生物の選定に関するパブリックコメントの募集を開始した。締め切りは3月2日17時30分必着。

 意見の提出は、郵送、FAX、電子メールのいずれかの方法。郵送はA4用紙、FAXは平日9時から21時まで受信と指定する(けど、今のところ21時を過ぎてもFAX番号にかけると受信音が聞こえる)など、昨年の基本方針パブコメで何が起きたかをうかがわせる。

特定外来生物等の選定に係る意見の募集(パブリックコメント)について―(環境省)
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=5680

ゼゼラ「意見募集要項の注意事項に『御意見は1名につき1回といたします』と書いてあるけど、本来は数は関係ないはずだから、何回かに分けて送っても何ら問題はないはずなんだけどな。暗に数は意味があることを認めているようなものではないかと」
カワウ「1回だけ送るということにすると、送った後でさらに思いついた場合のことを考えて、募集期間の最後の方に送るという人が増えるのではないかと思うんだけど、FAXなんか回線埋まりっぱなしになるんじゃないかなぁ。さて、今回は何が起こるでしょう」

日本パブコメ史上最高件数となる予感?! 朝日新聞もパブコメ告知掲載

 朝日新聞ネット版は3日、特定外来生物の選定に関するパブリックコメント実施を伝える記事を掲載した。

 一般紙がパブリックコメント実施を伝える記事を掲載した例として、昨年の人名用漢字見直しがあるが、この時は意見数1308件だった。

オオクチバスの特定外来生物指定、環境省が意見募集(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0203/024.html

ゼゼラ「去年の『ソフトバンク携帯電話周波数パブコメ事件』が概算3万件(最終結果未発表)だったらしいので、おそらくそれが『日本記録』なんだけど、この調子だと、それを超える件数になるかも」
カワウ「あと、この朝日新聞の記事だと、文字数の制約からか、細かい説明がなくて、それでいて送り先は載ってる。ということは、募集要項を厳密に解釈すれば無効となる意見がたくさん来ることになって、でもそれを本当に無効にするというのはやりにくいので、結局のところ何でもありになっちゃいそうな気がしてきた」

環境省サイト内に「外来生物法」普及啓発用ホームページが開設

 環境省サイト内に、「外来生物法」普及啓発用ホームページが設けられた。特定外来生物被害防止法の概要説明やQ&Aなどがある。

 Q&Aでは、「特定外来生物を釣ることはできるの?」という項目もあり、「特定外来生物に指定されていても、釣りをすることはできます。禁止されることは、例えば釣った魚を持って帰って飼うこと、移動させて放流することです。したがって、釣った特定外来生物をその場で放す『キャッチアンドリリース』は問題ありません。」と説明されている。

「外来生物法」普及啓発用ホームページ(環境省)
http://www.env.go.jp/nature/intro/index.html

2005.1.31

オオクチバスの特定外来生物指定を了承 全体会合

特定外来生物選定に関する専門家会合(全体会合)が31日、東京・霞ヶ関で開かれ、オオクチバスを特定外来生物に指定するとの結論がまとめられた。会合では、座長の小野勇一氏(九州大学名誉教授)がオオクチバスを特定外来生物に指定する案を提示し、了承された。

外来生物候補リストにオオクチバスなど32種と4属(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0131/008.html
漁業関係者は歓迎だが… 滋賀県 オオクチバスの指定リスト(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005013100188&genre=H1&area=S00

滋賀県の新条例 本来県内にいなかった生物の移入防止など盛り込む方針

31日付京都新聞ネット版によると、滋賀県は31日、本来県内にいなかった生物の移入防止などを盛り込んだ新条例を、2005年度に制定する方針を明らかにした。

在来動植物の捕獲など規制 滋賀県が新条例制定へ(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005013100157&genre=A2&area=S00

2005.1.29

バス釣り関連雑誌3月号

Basser
[「特定外来生物被害防止法」とは何か。バス指定の問題点を考える]
外来魚問題の歴史
特定外来生物被害防止法とは何か
もし指定されたらバスフィッシングはどうなるのか
パブコメの意見はなぜあまり採用されないのか
子供に釣った魚は殺せと強制するのはおかしい(水口憲哉インタビュー)
パブリックコメント、私はこう書く Basser井戸端会議(福原毅・横沢鉄平・谷剛・青柳純対談)
ライギョも救いたい
[日本の暮らしは外来種で成り立っている。外来種駆除は税金の無駄遣い。(池田清彦氏講演録第2回)]
[月刊ゼゼラ新聞]

スポーツ&フィッシングニュース
[釣り人の皆さんへ 〜バス小グループ会合の顛末から〜](來田仁成)
[古賀キワムのライギョ大好き! 様々な違いを越えてパブリックコメントを送ろう]
[バス問題を考える・新 第8回なぜここまで一見大きな問題になったのか?](真嶋茂)

ルアーマガジン
[今、僕らができること]
松田悟志インタビュー
第3回オオクチバス小会合

ロッドアンドリール
[特定外来生物の選定 パブリックコメント最終直前情報]

バスワールド
[今こそ、バス釣りを考えよう]

※ほぼ同内容のパブコメ送り方マニュアルをBasser、ルアーマガジン、ロッドアンドリール、バスワールドが掲載

オオクチバス指定の働きかけ求める 滋賀県漁業関連団体

28日付京都新聞ネット版によると、滋賀県漁業協同組合連合会の鳥塚五十三会長、滋賀県河川漁業協同組合連合会の高山佐藤繁会長、滋賀県水産加工業協同組合の後藤富佐夫事務局長ら5人が28日に滋賀県庁を訪れ、国松善次知事に対し、オオクチバスの指定を先送りしないよう環境省に働きかけることを求めた。

オオクチバスを特定外来生物に 滋賀県 3団体が知事に要請(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005012800137&genre=C4&area=S10

ゼゼラ「『後藤富佐夫』ってどっかで見た名前だなぁと思ったら、平成元年に滋賀県水産試験場がバス特集の研究報告を出したときの水産試験場長が後藤富佐夫氏」

2005.1.27

佐賀県条例はアマゴやザリガニの再放流禁止も可能

 現在、移入規制種の指定に関するパブリックコメントを行っている「佐賀県環境の保全と創造に関する条例」は、再放流を禁止することも可能な内容になっている。

 佐賀県条例66条は、「指定された移入規制種に係る地域内において当該移入規制種の個体を放ち、又は植栽し、若しくはその種子をまいてはならない」と規定している。

 佐賀県の担当課は、この条文によって再放流禁止も可能だとする見解を示している。

 特定外来生物被害防止法では、「飼養等、輸入又は譲渡し等に係る特定外来生物」という書き方がされ、再放流は「……に係らない特定外来生物」となるので、再放流禁止にはならないと解釈されている。これに対し、佐賀県条例では、「飼養等、輸入又は譲渡し等に係る」に相当する文言がないため、再放流禁止も可能だという解釈が確かに成り立つ。

 ただ、佐賀県条例の施行規則67条によって、禁止する行為や地域を限定することが可能であるため、規制される種のすべてに一律適用されるわけではない。

 現在パブリックコメントが行われている移入種リストには、オオクチバスやブルーギルのみならず、アマゴ、ソウギョ、ハス、アメリカザリガニ、ウシガエルなどが含まれている。今後の展開次第では、リストの中から再放流禁止となる種もでてくるかもしれない。

佐賀県環境の保全と創造に関する条例65条(移入規制種の指定)における種の指定についての意見募集(〜2/14)

2005.1.26

オオクチバス指定の方針まとめる 自民党小委員会

 26日付産経新聞ネット版によると、自民党環境部会の「自然環境保全に関する小委員会」(谷津義男委員長)は26日、オオクチバスを6月の法施行当初から特定外来生物に指定すべきだとする方針をまとめた。委員長が「指定を前提にしたい」とまとめたが、最後まで強硬な反対意見もあったという。

 これにより、政府と与党の双方が、オオクチバスの特定外来生物指定の方針を固めたことになり、指定はほぼ確実になったとみられる。

ブラックバス指定、前提に 自民党自然小委が方針(産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/news/050126/sei050.htm

環境大臣の発言で日釣振と全釣協が見解を公表

 小池百合子環境大臣が「オオクチバスは第一陣リストに指定すべきだ」と発言したことについて、日本釣振興会と全日本釣り団体協議会が見解を公表した。

 昨年来の経緯について説明した上で、31日まで行なわれている協議の途中で大臣自らが根底から崩壊させるようなやり方は納得できず、民主主義国家の中ではあってはならない事だと思っているので、発言の撤回をお願いしたいなどとしている。

小池環境大臣のご発言に対する両団体の見解と今後の対応(日本釣振興会・全日本釣り団体協議会)
http://www.jsafishing.or.jp/gairaigyo/gairai_2_05.html

98年以来の増収 ティムコ2004年11月期決算

 ルアー・フライ用品メーカーのティムコ(7501)は25日、2004年11月期決算を発表。売上高は前年同期比0.5%増の31億5000万円で、ラジオNIKKEIによると98年以来の増収。経常利益は同3.6%増の1億7200万円、純利益は同6.6%増の8400万円。

 決算短信によると、2004年11月期は、記録的猛暑や台風により釣行客数が大幅に減少し、それに伴い販売低迷の影響を大きく受けたが、開発から宣伝、営業に係る業務の連携を高めるとともに、積極的な営業展開を行った。「フェンウィック」や「シャッドシェイプワーム」等の販売が好調で、ルアー用品のセグメントが前期比11.4%増を計上し、会社全体の売上高向上に大きく貢献した。この結果、フィッシング用品の売上高は12億7000万円(前年同期比3.1%増)となった。

 アウトドア用品の売上高は18億2100万円(前年同期比1.3%減)、その他の売上高は2300万円(前年同期比16.1%増)だった。

ティムコ、7年ぶり増収に転じる(livedoorファイナンス―ラジオNIKKEI)
http://finance.livedoor.com/news/2_2_12005012516/detail
7501ティムコ/平成16年11月期 決算短信(非連結)(livedoorファイナンス―企業開示情報)
http://finance.livedoor.com/disclose/tmp/311901a0_20050125.pdf
決算説明補足資料/2004年11月期(ティムコ)
http://www.tiemco.co.jp/tiemco/company/35_tuuki050125.pdf
ティムコ  http://www.tiemco.jp/

一般紙社説・コラム

ブラックバス釣りは北米で(日本経済新聞・1月20日)
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20050119MS3M1900H19012005.html

ブラックバス――野放しにできぬ大食漢(朝日新聞・1月21日)
http://www.asahi.com/paper/editorial20050121.html

京都新聞コラム「凡語」(京都新聞・1月23日)
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/rensai/bongo/050123.html

オオクチバス 規制対象とするのは当然(毎日新聞・1月25日)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050125k0000m070151000c.html

2005.1.21

オオクチバスを当初から特定外来生物に 朝日新聞

21日付け朝日新聞ネット版は、環境省がオオクチバスを当初から特定外来生物に指定することを決めたと報じた。小池百合子・環境大臣が先送りを認めない考えを表明したため。日本釣振興会は、「オオクチバス会合で合意された結論を大臣1人の考えで覆すならゆゆしき事態。事実なら厳重に抗議する」とのコメントを発表したという。

ブラックバス、指定第1陣規制リストに 先送りから一転(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0121/029.html
オオクチバス、一転指定へ 外来種被害防止法の対象種(産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/news/050121/sha085.htm

カワウ「いやいや、なんでこう外来魚問題ってドタバタになるんだろう」
ゼゼラ「もし、19日の小グループ会合までの段階で大臣の意向が強く出ていれば、合意できずに小グループは終了になって、そのまま特定に指定されたんだろうなぁ。でも、19日の『合意』の後になってしまったから、当事者同士が合意していたものを大臣が壊すという形になってしまった。『合意したのに壊されちゃったんですよ』と言えることになってしまったので、かくして、またまたグダグダの外来魚問題が...知ーらないっと」

オオクチバスは魚類グループ委員の意見を付して全体会合へ

 21日開かれた特定外来生物選定に関する魚類グループ会合で、オオクチバスについては、オオクチバス小グループがまとめた報告に加え、魚類グループ各委員の意見を付し、31日に予定されている全体会合へ報告することが決められた。委員のうち、北田修一氏(東京海洋大学海洋生物資源学科教授)は「妥当なところに落ち着いている」、櫻井博氏(葛西臨海水族園飼育係長)は「今回は苦渋の措置」、細谷和海氏(近畿大学農学部水産学科教授)は「一刻も早く指定すべき」、村田修氏(近畿大学水産研究所白浜実験場教授)は「一時も早く指定すべき」と述べた。
 また、小野寺浩・自然環境局長は会合で、今日、小池百合子・環境大臣から、オオクチバスを特定外来生物に指定すべきとの意見があったことを報告した。小池大臣が、21日の閣議後の記者会見で、「法の趣旨から、まずは指定すべきだ」などと述べたことを受けたもの。
 (「当初から指定」の記事が出る前の夕方に書いたものです)

ゼゼラ「専門家会合の位置付けは、あくまでも『意見を聴く』というもので最終決定権はないので、政府として行う実際の特定外来生物選定を会合での結論どおりにする必要は、理屈上はないことになります。大臣の意向が伝わったことで、全体会合で『指定すべき』との意見が続出して、オオクチバスは当初から特定外来生物に指定するということになってもおかしくはありません。もっとも、それをすると、釣り関係者と環境省との関係がぶち壊しになるので、最終的にはどうなることやら」
カワウ「新進党分裂後に自由党に行った人だし、やっぱ小沢一郎的な政治主導論なんだろうなぁ」

小池環境相、ブラックバスの規制先送りに異論(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050121i204.htm

「4湖以外でのトーナメントは法律の趣旨に反する」 秋月岩魚氏

小池百合子・環境大臣の意向によって、一転、オオクチバスが特定外来生物に指定される見込みとなったことについて、秋月岩魚氏は毎日新聞紙上で、漁業権魚種となっている4湖以外でバス釣り大会を開くことは法律の趣旨に反するとコメント。

オオクチバス:一転、「特定外来生物」の指定リストに(毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/env/news/20050122k0000m040106000c.html

カワウ「釣り自体は規制されないんじゃなかったっけ?」
ゼゼラ「こうなるから釣り関係者は反対してたんだよね」

特定外来生物からライギョなど外れる 魚類グループ会合

 21日開かれた特定外来生物選定に関する魚類グループ会合で、カムルチー、タイワンドジョウ、ノーザンパイク、ヨーロッパオオナマズの4魚種を特定外来生物としないことが合意された。法律に根拠のない要注意外来生物として扱われる見込み。残るコクチバス、ブルーギル、チャネルキャットフィッシュの3魚種は、特定外来生物指定が確実となった。

要注意外来生物にニジマス・ブラウントラウト・カワマスを指定

 21日開かれた特定外来生物選定に関する魚類グループ会合で、ニジマス、ブラウントラウト、カワマス(ブルックトラウト)を要注意外来生物として取り扱うことが決められた。法律に根拠がないため、取扱いが直接規制されることはないが、将来的には漁業権魚種としての放流や漁業権設定が抑制される方向に向かう可能性がある。
 魚類の要注意外来生物としては、この他にソウギョ、アオウオ、オオタナゴ、タイリクバラタナゴ、ウォーキングキャットフィッシュ、カダヤシ、グッピー、ケツギョ、コウライケツギョ、ナイルパーチ、ストライプトバス、サンシャインバス、タイリクスズキ、ヨーロピアンパーチ、パイクパーチ、ナイルティラピア、カワスズメがリストアップされた。
 魚類以外では、インドクジャク、チュウゴクモクズガニ(上海ガニ)、アメリカザリガニ、ホテイアオイ、オオカナダモ、インドクジャク、フェレット、外来クワガタムシ類などが要注意外来生物に挙げられている。

オオクチバス小グループ会合欠席は自らの意思 細谷氏述べる

 21日開かれた特定外来生物選定に関する魚類グループ会合で、細谷和海氏は、19日のオオクチバス小グループ会合を欠席したのは自らの意思によるものだとして、結論には納得していないと述べた。

2005.1.20

オオクチの特定指定と徹底的な防除求める要望書を滋賀県が提出

滋賀県は19日、オオクチバスを特定外来生物に早急に指定し、徹底的な防除をするよう求める要望書を環境省に提出した。19日付京都新聞ネット版によると、19日に上京中だった国松知事は、急遽環境省を訪れ、事務次官らと面会して大臣宛の文書を手渡した。

特定外来生物へのブラックバスおよびブルーギルの指定に関する要望について(自然環境保全課)
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2005/1/19/0119dg0001.pdf
オオクチバス先送りに滋賀県が反発 特定外来生物に早急指定を要望(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005011900204&genre=H1&area=S00

ノーリリースありがとう券の引き換え場所に感謝状

滋賀県は18日、ノーリリースありがとう券事業の引き換え場所となった19店舗に感謝状を贈った。

飲食店など19店に感謝状 滋賀県 ノーリリース事業に協力(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005011800223&genre=A2&area=S10
ノーリリースありがとう券事業の功労者への感謝状贈呈について(自然環境保全課)
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2005/1/14/0114dg0002.pdf

ブルーギルのちくわを商品化 西浅井町の女性グループ

20日付中日新聞ネット版によると、西浅井町の女性グループ「魚果菜(ととかな)工房」がブルーギルのちくわを開発した。会員宅を改造した加工施設も完成し、町の特産品販売施設での販売を目指している。

ブルーギルのちくわ商品化へ 西浅井町の女性グループが開発(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/00/sga/20050120/lcl_____sga_____003.shtml

12月の外来魚回収施設利用状況

 滋賀県自然環境保全課琵琶湖レジャー対策室は11日、12月の釣り人向け外来魚回収施設利用状況を発表。外来魚回収ボックス(設置数38)は530.1kg(4月からの累計8076.0kg)、外来魚回収いけす(設置数20)は110.1kg(4月からの累計1235.8kg)、合計で640.2kg(4月からの累計9311.9kg)。回収重量の約2/3がブラックバス。12月の回収量は昨年同期比2.84倍となった。

 また、彦根市矢倉川河口の回収ボックスが、彦根旧港湾に移設された。

外来魚回収施設(回収ボックス・回収いけす)の利用状況および回収ボックスの移設について(自然環境保全課)
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2005/1/11/0111dg0001.pdf

2005.1.19

オオクチバス小グループ会合第4回 とりあえず指定見送り

 特定外来生物選定に関するオオクチバス小グループ会合(第4回)が行われ、オオクチバスを法施行時の特定外来生物とすることは見送りとなった。また、現在の小グループを発展させる形で「オオクチバス合同調査委員会」が設置されることとなり、追加での指定についても、今年中に結論を得る方向となった。

 なお、小グループ会合の結論は、21日に開催される魚類グループ会合に報告される。魚類グループ会合には釣り関係者は含まれていないため、流動的な要素は残っている。


第4回会合の経過

 会合は13時開始。細谷氏は欠席。

 まず最初に、橋本氏が漁業センサス問題について発言。漁業センサスでの遊漁者数と日釣振の主張する数字との差異自体は生じうるとする見解に修正した。ただし、その差異は、バス釣りの実態がブラックボックスになっていることを意味するものだとして、それを補完するためにも特定外来生物指定が必要だとした。

 次に、事務局作成の「オオクチバスの取扱いについて(案)」について、事務局から説明がされた。このペーパーは、オオクチバス小グループの報告書として魚類グループに提出されるもの。小グループ会合での議論についてまとめた上で、次の内容を提案するものとなっている。

・オオクチバスについては、広範に現に利用されている実態に鑑み、指定する前に、指定後の防除のあり方(どの水域について防除に着手するか等)について、予め準備を行うことが本法の円滑な運用と制度適用の実効性を確保するために適切である。

・被害防止のために不可欠な防除については、防除のための行動及び情報双方の観点から関係者が大同団結し、国民運動的に取り組んでいくことが重要であり、このため、防除対象水面の特定や実態等の把握を行うとともに、防除に係る指針についての共通認識を形成することに直ちに着手する。

・具体的には、学識経験者を中心に、環境省、水産庁、地方公共団体、漁業関係者、釣り関係者等による合同調査委員会の設置を決め、2月初めにも作業方針を決定、調査に着手する。調査委員会では、以下の作業を行う。
(1)モデル防除事業実施を含めた防除の指針(どの水域において早急に防除を行うか、どの水域については直ちに防除を行う必要がないか等)の策定
(2)(1)のために必要な現地調査及びケーススタディ分析を含めた全国の生息状況や被害状況の把握
(3)普及啓発方針の策定

・オオクチバスによる生態系等に係る被害を防止することは喫緊の課題であり、本法の枠組みを活用することが重要である。上記の準備を経て、半年を目途に指定に向けた検討を進める。

 このペーパーの結論部分について、瀬能氏は、指定された場合を検討するもので、指定を前提としていない(指定されるとは限らない)のではないかと疑問を示した。水口氏は、調査のためには半年では足りないとした。高宮氏・來田氏は、期間を明示すること、「指定に向けた検討」という表現に疑問を示した。こうした意見に対して事務局は、具体的な解釈を説明することはせず、記載の文言どおりの説明に終始した。

 座長の多紀氏は、文言は将来的にも変更でき、内容は「玉虫色」のもので、土俵を維持することが大事だとして、提示された案で合意するよう求めた。

 中井氏は、立場からすればすぐにでも指定すべきだが、指針がなければ指定しても動けないので、かなり前向きに考えているとした。來田氏は、「これ以上(の反対意見を)申し上げるべきではない」として、案に同意。水口氏は、多紀氏が「玉虫色」と言っているので案でやむを得ないとした。高宮氏は、「いかに前進するかという局面で、引っかかるところはあるが、方向性をきちんと出すことは大事で、苦渋の選択だが支持する」とした。橋本氏も案を支持した。

 これに対し、丸山氏は、「我々にとってのメリットはない」「これまでほとんど何もしないで来た人たちが、これから何かするとは思えない」とし、案に強く反対。両論併記の報告書を魚類グループに提出すべきだとした。瀬能氏は、指定を前提としたものであると読めるよう文言を明確にすべきだとした。

 ここで、それまで発言しなかった環境省の小野寺自然環境局長が、「小グループとしての報告書の文言について(意見を聴いた側の)役人が言うのは変だが、経緯からすると文言はこれが限界。先取りして、ある結論を決まったかのごとく言うのは論理矛盾になるので、事務局が苦渋の答弁をしている。これ以上踏み込むことは難しい」と発言した。

 これを受けて、丸山氏は「いたしかたない」として案に同意。瀬能氏も案に同意した。

 報告書案に同意が得られたところで、あらかじめ用意されていた「オオクチバス合同調査委員会の設置について(座長案)」が配布された。委員会の構成メンバーは、小グループのメンバーに加え、関係行政機関や関係団体を追加するもの。2月に作業方針の決定、役割分担・費用分担の検討が行われ、3月以降に既存知見の収集整理、ヒアリング調査の実施、ケーススタディの実施が行われる。

 会合は予定通り15時に終了した。


[解説]結局のところどういうことになったのか
 今日の会合で日釣振が新たに配布した資料「日釣振のバス問題に対する現在の考え方」では、「『オオクチバスを特定に絶対に入れるべきではない』というスタンスと同時に、『在来種への影響を鑑み、オオクチバスの特定外来生物の選定も視野に入れながらの検討』にも前向きに取り組んでまいります」としている。これは、条件次第では、オオクチバスの特定外来生物指定に同意することもあり得ることを示したものと考えられる。
 また、日釣振から環境省自然環境局長宛に提出された要望書も合わせて配布された。この要望書の内容からすると、今後の議論で焦点となるのは、(1)具体的にどこを防除水域として設定するか、(2)すでにされているリリース禁止の行方、(3)オオクチバス漁業権の設定や管理釣り場の許可基準、(4)特定外来生物に指定することでバス釣りへのマイナス印象が与えられることのない状況が確保されるか――といったことになると思われる。
 今後は、オオクチバスを特定外来生物に指定する場合のこうした条件についての「条件闘争」が展開されることになりそうで、双方の合意を得られる条件を見出すことができるかが注目点となる。また、委員会の場で合意が得られたとしても、それが各地の釣り人や自然保護関係者の理解を得られるものかどうかも重要な点となる。


ゼゼラ「ネット版の新聞記事がもういくつか出ていますが、読んで気になったのは、新聞的には『防除』という言葉は『駆除』に置き換えられているということ。確かに『防除』だと、『防除』とは何かについて説明が必要になってしまうので、『駆除』にしているのだろうけど、そもそも『防除』と言っているのは、いわゆる『駆除』だけではないのだという意味合いがあるので、何だか変な感じ」

外国産カブト・クワガタの「ムシキング」 発売元が展開強化

 Yahoo!ファイナンス株式新聞によると、セガトイズ(7842)が大ヒット商品「ムシキング」の展開を強化する方針を打ち出したことで、同社の成長期待が膨らんでいる。4月からはテレビアニメ放映も予定され、今後、一時のポケモンのような人気キャラクターに育成していく計画だという。

 「ムシキング」は、国内外のカブトムシ・クワガタムシをキャラクターとしている。ホームページによると、「つよさ」のポイントが最高の200ポイントに設定されているのは、ヘルクレスオオカブト、タランドゥスツヤクワガタ、マンディブラリスフタマタクワガタで、いずれも外国産。

 特定外来生物被害防止法の国会審議では、田島一成・衆議院議員(民主党・滋賀2区)が「ムシキング」を取り上げ、隣で外国産カブトムシ・クワガタムシの現物が売られている実態を指摘している。

 19日のセガトイズ株は、1475円のストップ高買い気配のまま大引けとなり、3日連続のストップ高で比例配分となった。7400株の取引が成立、467500株の買い注文を残した。

ムシキング  http://mushiking.com/
セガトイズ http://www.segatoys.co.jp/
セガトイズが連日のストップ高、「ムシキング」人気で連日の上場来高値更新(Yahoo!ファイナンス株式新聞)
http://charge.biz.yahoo.co.jp/vip/news/kab/050118/050118_mbiz152.html

カワウ「『ムシキング』のポケモン化ねぇ」
ゼゼラ「普通に考えると、本物の外国産カブトムシ・クワガタムシの流通量も増えそうだけど、どうなるでしょう? そもそも『ムシキング』って、ブームを作るような売り方はしないとかいう話だったはずなんだけど」

2005.1.17

外来魚対策予算を大幅カット 滋賀県17年度予算見積要求額

滋賀県の平成17年度当初予算見積要求額の概要が公表された。外来魚対策関連予算は、水産課所管分、自然環境保全課(旧自然保護課)所管分ともに、大幅な減少となっている。項目によっては、最終的な予算案確定までにさらに減額となる場合もあり得る。滋賀県は財政難の深刻化で、一般会計予算全体も前年度当初比5.9%減となっている。

※以下の一覧表は、16年度予算の同じ項目を参考に併記したもの。自然環境保全課所管分は、単純に併記できないので、ずらして作成した。

水産課所管

漁業者からの外来魚買取は、駆除量300トンで前年度比50トン減。キロ単価は350円で変わらず。14年度のピーク時に2億0500万円を投じた繁殖抑制対策は、17年度511万円で、ピーク時のわずか2.5%に。密放流防止のパトロールは予算なし。

有害外来魚ゼロ作戦事業 17年度 16年度(参考)
[外来魚駆除促進対策事業費補助金]
漁業者からの外来魚買取による駆除
1億0500万円
(300トン駆除)
1億2250万円
(350トン駆除)
[外来魚捕獲漁具整備事業費補助金]
水産試験場が考案した漁具の整備
210万円 500万円
[外来魚繁殖抑制対策事業費補助金]
外来魚稚魚・親魚を駆除して繁殖抑制
511万円 2194万円
[回収処理事業]
駆除した外来魚を魚粉にリサイクル
1904万円 2160万円
[生態系修復対策事業]
外来魚を駆除した空間へ在来魚を放流
200万円 600万円
[外来魚駆除技術事業化試験]
効率的な駆除技術などの開発
420万円 500万円
[密放流防止対策事業]
密放流防止のためのパトロール
(なし) 2413万円
[外来魚生息実態調査]
河川、ため池の外来魚生息実態調査
(なし) 2151万円
[内水面域外来魚駆除対策事業]
河川、ため池などでの外来魚駆除
(なし) 150万円
合計 1億3744万円 2億2918万円
 
その他 17年度 16年度(参考)
[外来魚繁殖抑制実証事業]
小型ビームトロール網による繁殖抑制効果の検証
650万円 (なし)
[有害外来魚撲滅対策研究]
オオクチバスのオス親の不妊化技術の開発研究
90万円 94万円


自然環境保全課(旧自然保護課)所管

外来魚回収ボックスの予算は半減。設置箇所を減らすことになると思われる。指導監視などの予算も軒並み減少。謎なのは「琵琶湖根がかりマップ作成事業」。どんなのを作るんだ? 新たに条例見直しも視野に入れた新たなルール作りのための予算が800万円。

琵琶湖レジャー利用適正化推進事業 17年度 16年度(参考)
[プレジャーボートの航行規制]
指導監視、騒音調査など
1544万円
[環境対策型エンジンへの転換]
エンジン転換の情報提供、助成、調査
558万円
[外来魚回収ボックス等の設置および回収] 1029万円 2066万円
[ノーリリースありがとう券事業] 676万円
[琵琶湖根がかりマップ作成事業] 320万円
[広報啓発活動]
広告掲載やノーリリースありがとう券事業など
1307万円
[県民等の活動支援および施設整備]
環境負荷低減のための施設整備等
1200万円
[調査研究]
レジャー利用実態調査、騒音調査など
510万円
[指導監視活動]
レジャー利用監視員による指導監視
2339万円
[環境配慮製品の普及啓発]
環境配慮製品の普及啓発やエンジン転換促進
1238万円
[琵琶湖レジャー利用適正化審議会の運営等] 162万円
合計 4346万円 8822万円
新琵琶湖ルールづくり事業
条例見直しも視野に新たなルール作りの検討
800万円

平成17年度当初予算見積要求額の概要(滋賀県)
http://www.pref.shiga.jp/yosan/yosan17/

ゼゼラ「なんかもう、予算的には、滋賀県は外来魚対策をやる気はあまりないような感じがする。繁殖抑制なんて、駆除計画の中でもかなり重要な位置付けだったのに、ピーク時の2.5%じゃなぁ...」
カワウ「外来魚駆除ブームは終わったのかもね」
ゼゼラ「それはともかく、大注目(?)は『琵琶湖根がかりマップ作成事業』ですよ。何をつくるつもりなんだろ。まさか、『この辺にオダが沈んでます』とか書いてあるんだろうか」
カワウ「それじゃポイントマップになって逆効果だ」

2005.1.12

琵琶湖のバサーはリリ禁で8割減? 11次漁業センサス

昨年8月30日に発表されたらしい第11次漁業センサスの結果概要。リリース禁止条例策定過程で根拠とされていた滋賀県内のバサー年間延べ約70万人という第10次漁業センサス(1998年11月調査)での数字は、リリース禁止条例施行後の第11次漁業センサス(2003年11月調査)では約15万人にまで減少した。約8割の減少となり、リリース禁止条例策定時にバス釣り関係者が予想したリリース禁止によるバサー減少率と概ね一致する割合となった。

滋賀県内の年間延べ遊漁者数
第10次漁業センサス(1998年11月1日調査) 705000人(その他)
第11次漁業センサス(2003年11月1日調査) 148700人(=バス類131800人+その他16900人)
※「バス類」のカテゴリは11次で初めて設けられた。この他、「ます類」「あゆ」「こい」「ふな」「わかさぎ」の5分類がある。滋賀県の場合、10次での「その他」のほとんどは琵琶湖のバサーでと考えられるため、リリース禁止条例策定過程でも、70万人という数値がしばしば引用された。

ゼゼラ「センサス発表されたの忘れてたけど、全内漁連の橋本さんが先週のオオクチ会合で騒いでたので思い出しました」
カワウ「いやー、バス釣り関係者が言っていたとおりに、統計上、本当にバサーが減少したというのはなかなか凄いですよ、これは。びっくりした。とは言え、この数値の信頼性には縷々疑問があるわけだけど...」
ゼゼラ「そんなばかなことはない。センサスを否定するのか((C)全内漁連の橋本さん)」
カワウ「うん。そうだ。その通りだ。全内漁連の橋本さんが言うんだから間違いないね」

特定外来生物指定の検討を1年先延ばし セイヨウオオマルハナバチ

12日付京都新聞ネット版によると、環境省は12日、セイヨウオオマルハナバチについて、指定の検討を1年延ばし、データを収集した上で結論を出す方針を決めた。

セイヨウオオマルハナバチも議論延長へ 特定外来生物(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0112/010.html
トマト栽培用ハチは先送り 外来種の規制対象指定(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005011200061&genre=H1&area=Z10

ゼゼラ「セイヨウオオマルハナバチに関してはちゃんと調べたわけではないのですが、及ぼす影響が特に大きいとは思えないんだけどなぁ。セイヨウオオマルハナバチ程度の影響を及ぼす移入種はたくさんある中で、たまたまセイヨウオオマルハナバチを研究テーマにした人がいて、それがうまく話題になって、今のような話になってるだけではないのかと思ってしまう」

2005.1.8

「オオクチバスの特定外来生物指定見送り」 読売新聞

8日付読売新聞ネット版によると、環境省は当初の特定外来生物指定リストからオオクチバスを外す方針を決めた。8日付朝日新聞ネット版も同様の内容を報じた。

外来種法規制第1陣は45種、ブラックバス指定見送り(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050108i201.htm
ブラックバスの「特定外来生物」指定議論、延長へ(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0108/021.html

自画自賛してみるテスト
ゼゼラノートでは、昨年11月12日に「このメンバーで議論をした場合、オオクチバスを特定外来生物に指定することで一致することは考えにくく、会合の性質上、多数決も考えにくいので、このメンバーを選んだ時点で、環境省はオオクチバスの扱いを事実上先送りすることを決めたものと思われる」と書いていました。

ゼゼラ「こういう審議会系の会合では、特定外来生物被害防止基本方針を決める時がそうだったように、委員が結論を起案することは通常ありません。事務局が『案』を会合に出してきて、それがほぼそのまま通るものなのです。その『案』に反対するような人は、そもそも委員になりません。かくして、会合が終わる前にこのような話が出てくるわけです」
カワウ「今回限りで環境省系の会合に呼ばれなくなっても良いのであれば、先送り案には断固反対して徹夜会合なんてこともできるだろうけど、『そのうち中環審の委員になりたいなぁー』とかいうことであれば、そんな無茶はできないよね」

「環境省では読売記事を否定」 全釣り協ホームページ

専務理事の來田氏がオオクチバス小グループ会合に出席している全日本釣り団体協議会は、8日付の読売新聞記事について環境省に問い合わせたところ「オオクチバス小グループ会合の結果がまとまっていない現在の状況で、そのような発表をすることはあり得ない」と否定したとする内容をホームページに掲載した。

環境省では読売記事を否定 「バスの指定は見送り」?(全釣り協)
http://www.zenturi-jofi.or.jp/mondai/naisui/okuti_bus4.htm

ゼゼラ「オンレコで聞かれて『もう決めました』なんて言う訳ないじゃないですか。西武鉄道株の上場廃止が決まった時、正式発表前に『上場廃止の方針固まる』の記事が出て、その時の東証のコメントは『まだ検討中です』だったのと同じ」

オオクチバス小グループ会合第3回

 特定外来生物選定に関するオオクチバス小グループ会合(第3回)が7日、東京・霞ヶ関で開かれた。10時に開始した会合は、13時25分まで行われた。

バス釣り人口 全内漁連vs日釣振
 前回、バス釣り人口300万人の根拠を示してほしいという意見が全内漁連・橋本氏から出された。日釣振・高宮氏は今日の会合で、レジャー白書を引用した釣り人口、日本釣用品工業会などによる釣り用品売上統計などを用いた算出根拠を示した。これに対して全内漁連・橋本氏は、2003年11月に実施された第11次漁業センサスによる「バス類」の年間遊漁者数90万8500人(延べ)を示し、日釣振・高宮氏の数字は過大であると主張した。説明を求められた水産庁は、漁業権設定水域での遊漁証発行枚数に加えて把握できるところはカウントしたもので、すべてが把握されているものではないと説明した。この説明に、全内漁連・橋本氏は怒り、「そんなばかなことはない」「こういう調査では意味がない」「(把握できないものがあるとしても、それが)倍もなることはありえない」「センサスを否定するのか」などと発言した。

ゼゼラ「やたらと全内漁連・橋本氏がこのネタにこだわっていたので、お昼ごはんは国会図書館の食堂にして、ついでに国会図書館で漁業センサスの報告書を見てきました。『バス類』の遊漁者数の項目ができたのは、2003年実施の第11次漁業センサスからで、今のところ概要版だけが公表されています。90万8500人の内訳で多くを占めているのは、山梨県25万0300人、茨城県24万4800人、滋賀県13万1800人の順になっていますが、この数字があてにならないことがよくわかるのは、人数が少ない県です。例えば、秋田県0人、埼玉県0人、岐阜県100人、愛知県100人、京都府300人、大阪府0人、香川県0人とこんな感じになっています。確認ですが、これは年間の延べ人数ですよ。ありえないでしょ。愛知県なんて、入鹿池でやってるNBCトーナメントの参加人数を合計しただけで100人超えます。で、国会図書館で元の報告書を見てわかったのは、全内漁連・橋本氏の出した資料は、全国合計の数字と都道府県別の数字が両方載ったページのうち、全国合計の数字だけをハサミで切り貼りして作成していたのでした。都道府県別の数字のところもそのまま資料にしてくれれば、数字が妥当かどうかすぐわかったのにね」
カワウ「このテーマに関しては、どう考えても日釣振・高宮氏と水産庁の説明に分がありました。何で全内漁連・橋本氏があんなに必死になったのかがよくわからない」

密放流 あった?なかった?
 日本魚類学会自然保護委員会外来魚問題検討部会の名義で、「日本におけるオオクチバスの拡散要因」と題する資料が提出された。この資料では、「オオクチバスが最近でも密放流により拡散していることを示す証拠」として、フロリダバスの遺伝子に基づく証拠(琵琶湖に加え、京都の深泥ヶ池、宝ヶ池、奈良の津風呂湖でも検出)、安定同位対比による証拠(北海道の余市ダムと南幌町で捕獲されたオオクチバスがごく最近放流されたものと推定)、コクチバスの拡散状況(標本や画像により確認された水域が19都道県47水域。1999年4月13日に多摩川でコクチバスを所持している男性を監視員が発見。2002年6月に木崎湖で釣り人が車に積んだ大型レジャークーラーにコクチバスを入れているところを発見しビデオ撮影しようとしたところ逃走)が示されている。また、日釣振が公表してきたバスの拡散に関する説明についても細かい反論が記述されている。
 細谷氏は、この資料を踏まえてどう考えるかを日釣振・高宮氏、全釣り協・來田氏に強い口調で問いただした。いろいろと話が行きつ戻りつして、日釣振・高宮氏が、密放流がゼロということはないが、出された資料ではそれが密放流だと断定できるものではないと発言して、なんとなく話が落ち着く。中井氏は、「個人的に氏名を含めて知っている密放流をした人もいるが、信頼をもって告白されたことを公にできない」と発言。

ゼゼラ「密放流話でこれほど揉めるのは、やっぱり『業界による組織的密放流』の話が出てきて、それの有無と、個人レベルでの有無とが混ぜこぜだからなのではないかと」
カワウ「中井氏の密放流者を知っているが公にできないというのは、滋賀県職員だから『公務員の告発義務』(刑事訴訟法239条2項)には抵触しないんだろうかとふと思った。職務上正当と考えられる程度の裁量によって、告発しなくてよい余地はあるらしいけど、博物館学芸員にどの程度の裁量があるのかはよくわからない」

会合の打ち切りを求める細谷氏
 細谷氏は、それぞれの立場や情報は出尽くしたとして、第3回での会合の打ち切りを求めた。これに対し、全釣り協・來田氏「話し合いは何も始まっていない」、日釣振・高宮氏「掘り下げた話になっていない」、水口氏「4湖の漁業権との関係など、矛盾する点について議論していない」といった反対意見が出た。全内漁連・橋本氏は、全体としては出尽くしているとしつつ、バス釣り人口の問題にこだわり、「次回は短時間で」とした。既に次回の日程について調整がされており、そもそも必要となる報告書も作られていないため、第4回の会合を開催することとなった。

キャッチアンドリリース禁止
 水口氏は、「特定外来生物被害防止法ではリリース禁止はされていないものの、委員会指示などによって既にリリース禁止がされているところがある」とし、「リリース禁止をやめさせるということもあるか」と環境省に尋ねた。これに対し環境省・上杉氏は、「リリース禁止はやめさせることはできないが、運び出せるようにすることはできる」とした。丸山氏は、リリース禁止は特定外来生物被害防止法がない中でのものだとし、再検討すればよいと発言した。高宮氏は、秋田県八郎湖での事例を示し、リリース禁止は実質的に釣り禁止だとした上で、特定外来生物指定にはそれ以上の重みがあるとした。

「生態系」の定義
 一般メディアで使われる「生態系」と本来の意味の「生態系」との違いに起因する議論が水口氏・瀬能氏・多紀氏の間で再燃。水口氏に問いただされた瀬能氏は、そのあたりを整理して説明すればよいものを、ダンマリを決め込んでしまったので、多紀氏が介入。

全内漁連・橋本氏のトイレ休憩
 会合開始から3時間が経過した13時、全内漁連・橋本氏がトイレ休憩をしたいと発言し、会場は爆笑。黙って席を外しても問題なさそうだが、ちょうど話が締めに差し掛かっていたこともあって、一旦止めたかったのかも。これで5分間中断。

その他
 各地域から有効活用を求める請願書が出ていることを日釣振・高宮氏が指摘。
 オオクチだけでなく、コクチやタイワンドジョウなどの指定にも賛成していないが、議論の席を与えられていないと全釣り協・來田氏が発言。
 オオクチバスによる影響と防除事例などをまとめたペーパーを中井氏が提出。内容は基本的に既出のもの。細かいところをいろいろと突っ込みだすとそれだけで時間がかかりそう。
 一般論ではなく具体的作業をすべきと丸山氏。
 次回で何らかの報告を出すことになっているが、どう考えてもまとまりそうにない。具体的な議論をするためには時間が必要なことは明らかで、時間をかけて深い意味ある議論をするか否かを判断するのは環境省。次回は1月19日午後の予定。

第3回オオクチバス小グループ会合(全釣り協)
http://www.zenturi-jofi.or.jp/mondai/naisui/okuti_bus3.htm

2005.1.7

滋賀県政世論調査 外来魚は駆除すべき45.1%

 滋賀県が行った第37回滋賀県政世論調査で、外来魚問題に「関心がある」と答えた人は70.4%だった。このうち、国内への持ち込みについては「自然界で繁殖して増える可能性のある外来魚については、何らかの規制が必要」40.9%、「すべての外来魚は日本に持ち込むべきでない」28.0%、「人間の生活がある程度制約されても、外来魚の移入を制限すべき」19.9%。外来魚対策の進め方では、「琵琶湖の生態系にかかわる問題なので駆除すべき」45.1%、「釣り上げた外来魚の回収体制を強化すべき」14.1%、「駆除だけでなく有効利用を考えるべき」10.9%。

 調査は2004年7月14日から8月4日まで、20歳以上の県民3000人を対象に行い、1815人から回答を得た。

県民9割が「外来魚規制を」 滋賀県が世論調査(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005010400004&genre=H1&area=S00
第37回滋賀県政世論調査結果概要(滋賀県)
http://www.pref.shiga.jp/a/koho/seron/37seron.html
第33回滋賀県政世論調査結果概要(滋賀県)[外来魚に関する設問がある以前の調査]
http://www.pref.shiga.jp/a/koho/seron/33seron.html

ゼゼラ「『すべての外来魚は日本に持ち込むべきでない』ということになると、ヨーロッパウナギが食べにくくなるな。加工して輸入されるのもあるけど」
カワウ「というか、ヨーロッパウナギは既に逃げ出しているという話も。確かに養殖場から逃げ出しそうな魚ナンバーワンだけど。漁業権に基づいて放流されるウナギはニホンウナギなんだろうか」

2005.1.3

ノーリリースありがとう券は来年度で廃止の方針 財政難で事業見直し

3日付京都新聞ネット版によると、滋賀県は財政難に対応するため、来年度からの3年間で、琵琶湖の環境に関する事業費を、他の事業とともに大幅削減することを検討している。この中で、ノーリリースありがとう券は、再放流禁止の趣旨が市民に一定周知されたとして、05年度いっぱいで廃止の方針という。この他、プレジャーボートのエンジンを環境対策型へ転換促進する事業も廃止の検討項目となっているという。

琵琶湖の環境事業費 大幅削減へ 滋賀県が検討 財政難受け(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005010300019&genre=A2&area=S00

ゼゼラ「よくよく思い出すと、これは最初は『地域通貨』だという説明がされていたっけ。でも実際には、全額を滋賀県が支払っているので、地域通貨ではなくただの金券だった。地域通貨と言うには、滋賀県は運営費だけを負担するとか、支払いは券面の一定割合にするとか、地域内を流通させるとかをしなければならなかったはず」

2005.1.2

「千葉国」誕生

今日、都内に行こうと思って電車に乗ってたら、江戸川の上で突然止まって、「入国審査官」とか名札付けた人がまわって来るんですよ。で、「パスポート見せてください」と。何かと思ったら、千葉県が日本から独立したんだって。いやー、知らなかった。

きょう「千葉国」誕生 /千葉(毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/chiba/news/20050101ddlk12010021000c.html

2005.1.1

バス釣り関連雑誌2月号(続き)

ロッドアンドリール
「何度でも教える特定外来生物法&気になる途中経過」 上杉哲郎・環境省生物多様性企画官インタビューなど

バスワールド
「アングラーズボックス 緊急特集!! 特定外来生物被害防止法」(古田ひろよし)
「下野正希 休日旅人になるVol.69」 糸井重里氏がバス釣りの雲行きが怪しくなるとどこかにいなくなったこと批判

上海ガニは要注意リスト 関連業者の混乱を考慮

12月30日付朝日新聞ネット版によると、環境省は、中華料理の食材として人気が高い外来生物の上海ガニ(チュウゴクモクズガニ)を、法律に根拠のない要注意リストとして扱い、関連業者に逃がしたり捨てたりして野生化させないよう注意喚起するにとどめる方針。指定されると生体の取扱いに許可が必要になり、関連業者の混乱を招きかねないため。 千葉や山形などでは養殖が始められているという。

上海ガニの野生化、生態系に影響の恐れ 環境省が注意(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/1230/015.html

ゼゼラ「これは、特定外来生物とそうでない外来生物との扱いが著しく違うことから起こる問題。特定外来生物とすると、輸入、飼養、放つことの規制、防除に関する規定などが全て一括して適用されて、それぞれを部分的に、あるいは地域的に適用することはできないわけです。食材としての流通は規制しないことにして、国内での養殖は簡単に逃げ出しそうだから厳しめの規制にしようというふうに考えたとします。特定外来生物にするとすべて連なってくるので、養殖を規制するならば、食材として上海ガニを扱っている人たち全員に許可の手続きをとってもらわないといけなくなり、とても現実的ではない。日常的に扱う業者の人たちはまだ良いけれど、一般消費者はさらに困難」
カワウ「食材となるもので、生きたままの流通が前提となる生物は、特定外来生物の枠組みではなかなか面倒だよね。例えば淡水魚で、食べるためには泥抜きが必要だとする。でも特定外来生物になると、生かしたまま飼うことは規制される。そうすると誰も食べようとしなくなり、捕獲もされなくなってさらに増えるということもあり得るかも。アメリカナマズなんかはそうなりそうな気がする」

これ以前のものは、過去の日々更新に掲載しています。
条例制定時の経過一覧

関連リンク

滋賀県 http://www.pref.shiga.jp/
レジャー規制条例ポータルサイト http://www.pref.shiga.jp/d/leisure/
レジャー規制条例案(自然保護課)http://www.pref.shiga.jp/d/shizenhogo/tekisei/index.htm
滋賀県琵琶湖環境部自然保護課 http://www.pref.shiga.jp/d/shizenhogo/index.html
滋賀県農政水産部水産課 http://www.pref.shiga.jp/g/suisan/index.html
インターネット知事室 http://www.pref.shiga.jp/chiji/
報道発表資料 http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/
パブリックコメント最終まとめ http://www.pref.shiga.jp/public/tekisei-riyo/
パブリックコメント集計速報 http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2002/7/25/0725dg0001.PDF
パブリックコメント中間状況 http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2002/7/8/0708dg0001.PDF

擁護派
リリ禁ネット http://www.kuniaki.co.jp/ririkin/
LBFC http://www.cable-net.ne.jp/user/lbfc/
ボート組合 http://www.biwako-boat.net/
日釣振 http://www.jsafishing.or.jp/
JB・NBC http://www.jbnbc.jp/
ジャッカル http://www.jackallstyle.com/
爆釣ch http://www.bakucho.co.jp/
NPO法人 日本釣り環境保全連盟 http://www.npo-jef.jp/
全釣協 http://www.zenturi-jofi.or.jp/
滋賀県釣り団体協議会 http://www.shiga-acc.org/

駆除派
琵琶湖を戻す会 http://homepage2.nifty.com/mugituku/index.html
外来魚バスターズ http://web.kyoto-inet.or.jp/people/gyosei/
滋賀県漁業協同組合連合会 http://www.biwa.ne.jp/~gyoren/
(財)日本生態系協会 http://www.ecosys.or.jp/eco-japan/
生物多様性研究会 http://www.ne.jp/asahi/iwana-club/smoc/bio-home.html
日本魚類学会 http://www.fish-isj.jp/

その他
ゼブラノート(バス問題を通して移入種問題を考えるページ) http://bio-diversity.hp.infoseek.co.jp/
バス・ギル モニタリングプロジェクト(仮題)  http://www.geocities.co.jp/NatureLand/2851/

水上バイク関連
びわ湖自然環境ネットワーク http://hb7.seikyou.ne.jp/home/kankyounet/
緑とやすらぎのある新海浜を守る会 http://www.gwa.jp/green/
独自条例案 http://www.biwa.ne.jp/~t-shozo/biwako.htm

地元マスコミ
京都新聞 http://www.kyoto-np.co.jp/
(随時更新・一部記事を掲載・長期間掲載)
中日新聞・滋賀 http://www.chunichi.co.jp/sga/
(日付が変わる頃には更新・一部記事を掲載・一定期間掲載)
朝日新聞・滋賀 http://mytown.asahi.com/shiga/
(日中に更新・一部記事を掲載・一定期間掲載)
読売新聞・滋賀 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/
(早朝に更新・ほとんどの記事を掲載・当日のみ掲載)
毎日新聞・滋賀 http://www.mainichi.co.jp/area/shiga/news/
(日中に更新・1日7本の記事を掲載・一定期間掲載)
滋賀報知新聞 http://www.bcap.co.jp/s-hochi/
(未明に更新・一部記事を掲載・長期間掲載)
びわこ放送 http://www.bbc-tv.co.jp/
(午後から夜にかけてその日のニュースを掲載・一定期間掲載)
Yahoo!ニュース近畿(毎日新聞・滋賀) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?c=kin&t=l
(毎日新聞記事は夜に更新・本サイトより多く掲載・一定期間掲載)

県議会
滋賀県議会 http://www.pref.shiga.jp/gikai/index.htm
県議名簿 http://www.pref.shiga.jp/gikai/giin/meibo.htm
会議録検索 http://www04.gijiroku.com/shiga/
西沢久夫議員 http://www.bcap.co.jp/hisao-nn/index.html

2ch関連スレッド

ゼブラノートでまとめられています。
http://bio-diversity.hp.infoseek.co.jp/log/index.html

ゼゼラについて info@zezera.com